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姿勢・呼吸・柔軟性と心の余裕

心と身体は繋がっている

そのことを今ほど痛切に実感できる時というのは、なかったのではないでしょうか?

外出自粛と言われながらも感染防止策を講じた上でお散歩やジョギング等の運動が勧められているのは、

  • 身体を動かして身体機能のコンディション維持を図る目的

それだけではないと思います。

  • 身体を動かすことによるストレス解消

といったメンタル面でのコンディション維持の必要性が認識されているからではないでしょうか。

お散歩やジョギング、サイクリング、踊る、などなど色んな運動がある中で、

ヨガ・ピラティスは心と身体のコンディション維持にどんな風に役立つのか?

私なりの思うところを挙げさせていただくと、

  • 負担の少ない、整った姿勢の確立
  • 呼吸の改善
  • 可動域、筋肉の柔軟性維持

姿勢・呼吸・柔軟性から「心の余裕」が生まれてくることかと思っています。

既に溜まったストレスを解消、発散させるのではなく(そういった効果ももちろんあります)、

  • ストレスそのものが生じなくなる
  • 既存のストレスに呑み込まれなくなる

そんな効果を私は実感します。

  • 姿勢が崩れないアスリート・武道家などはどんな状況にも対応します。
  • 呼吸が浅く早い時ほど、焦ったりイライラしがちです。
  • 固く可動域の少ない身体は、思考や発想の幅も狭めてしまいます。

さまざまな運動の効果特性を把握して、この状況でやれることを見出して、

心の余裕を持ち続けていただきたいと願います。

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ステイホームと食欲問題

皆様はステイホームな生活が始まって以降、食欲って変化はありましたでしょうか?

単純に食べる量だけでなく、さまざまな運動、活動の量との関係で振り返っていただきたいと思います。

私はレッスン数が減ったので、基本的にその分食欲は減っています。

レッスンの代わりに自分でヨガ・ピラティスそして居合とたくさん身体を動かした時はそれに応じて食欲が出てきます。

運動量が減ったにもかかわらず食欲は変わらず、でしょうか?

あるいは暇つぶしに食べ物飲み物を口に入れて食欲はむしろ増している、、、なんてことは、、、?

ストレス食い、なんてことも出来れば避けたいところです。

身体の、特に消化・吸収・分解に携わる器官の声を聞いて

適時に適量

これが出来るようになりたいところです。

個人的にはコロナよりもこの騒動の周辺で隠れて起きる心身のバランスの乱れが心配なこの頃です。

いきなり今の暮らし方に大鉈を振るう必要はありません。

まずは立ち止まって気持ちを落ち着けて、ご自身を振り返ってみて下さい。

身体の声を聞いてあげて下さい。

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健康、管理しますか?習慣にしますか?

喋る盆栽の記事では、「AIによる管理」というトピックを私たちの心と体のコンディショニングにも絡めて触れてみました(参照『喋る盆栽と人間の観察力』)。

心と体の健康についても、「健康管理」と言われるように「管理するべきもの」という認識が一般的になっています。

確かに、自己管理でもAIによる管理でも、心と体が健康であることは良いものだと思います。

でも、ここで質問。

管理、管理とがんじがらめにやると、縛られているような感じがして、息苦しくないでしょうか?

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内視鏡で自分の身体の内側と対面した話

ヨガではよく「自分の身体と向き合う」という言い方をしますが、先日、ヨガではなく、内視鏡を入れて自分の大腸と向き合う体験をすることができました。

内視鏡は素晴らしく解像度の高い映像で自分の大腸をくまなく映し出してくれました。

内側に残る水分だったり、腸壁っていうのでしょうか、そこの細かい血管に赤い血が通っている様子、それから蠕動運動(ぜんどううんどう)ですか?その動きのようなものもはっきりと、この目で見られました。

ああ、こいつが頑張ってくれているおかげで、食べたものがいつまでも残らずしっかり外に出てきてくれるんだ。

何とありがたいことか。。。

この大腸さんのためにも、脂肪や塩分の過剰な食べ物は摂らないようにしよう、機能がパンクしてしまうような暴飲暴食はやめよう、

自分の身体なのに可笑しなことを、と思われるかもしれませんが、私はこの目で大腸の様子、その活動を映像で見た時、これまでにないくらい大腸さんに対する心の底からの感謝と、彼に対する責任のようなものを感じました。

ヨガをしていると、どうしても関心が東洋医学や自然療法的なものに向きがちですが、現代医学の有する技術も非常に素晴らしいものです。

私は今回の体験が、自身のヨガ的ライフスタイル(特に食生活の面で)や瞑想の深化をもたらすものになると感じています。

ちなみに、既に当スタジオにお越しいただいている皆様はご存知のことと思いますが、念のために申し上げておくと、ケガや病気をヨガやピラティスで治療することはできません。ケガや病気の場合は、ヨガ・ピラティススタジオではなくまずは病院へ。

一心にヨガ・ピラティスに励んで来られた方ほど、現代医学の優れた技術や知識から、予想外の収穫を得ていただけるのではと思います。

それから、、、私の体のほうは大丈夫ですので、その点はご心配なく。

sv10s

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マインドフルネスと食欲と

少し前、「食欲が激しく起こって来たとき、どうしますか?」という問いを受けました。

これは、マインドフルネス的にすごく良い問いをいただけたと思います。

食欲が激しく起こって来たとき、私が心がけていること、少しシェアさせていただきます。

ステップ1:その食欲、どこから?

私の感覚では、食欲は大きく分けて2つの出所があるように思います。

それは、

  • 身体が欲している食欲
  • 心や感覚(目、耳、鼻等)から「食べたい!」と思わせられている食欲

の2つです。食欲は大抵その2つのいずれか、あるいはその2つがその時々の割合でミックスして湧き起こって来るように、私の中では感じます。

食欲が起こって来たとき、「これは身体が欲しているのか、それとも何かを見たり匂いを嗅いだりしたことで起こって来た食欲なのか」まずはその食欲の正体を見極めるようにしています。

ステップ2:必要なら食べる、必要でないなら食べない

食欲の正体が見極められたら、次に、食べる食べないの判断をします。

判断基準は至ってシンプル。「必要なら食べる、必要でないなら食べない」です。

どんなケースが必要で、どんなケースが必要でないか、私なりの判断基準はこんな感じです。

  • 身体や頭の働きを維持するために必要→迷わず食べる
  • 心や感覚が欲しているだけ→不要、食べない
  • 身体が食事を欲してはいるが、目の前のスイーツも気になっている→身体に必要なものを選んで食べる(スイーツはまた今度)

などなど。

こうした判断をする時、自然と心の中には仏教の『五観の偈』(食事の心構え)の一つが思い浮かびます。

正に良薬を事とするは形枯を療ぜんが為なり

(健康を維持するための良薬として食事をいただきます)

この言葉のおかげで、私自身はここまでお話したような形で食欲に対してマインドフルになり、良薬となる飲食の選択をすることが可能となっていると、考えています。

よろしければぜひ、この五観の偈の言葉や私の食欲へのアプローチ方法、ご参考にしていただければ幸いです。

食欲が湧いて、財布の口が開いて、お口が開いて、食べ物が入って、、、

というルーティンが流れ作業的に完了してしまう前に、マインドフルになるきっかけとなりますように。

sv10s

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