陰ヨガ経絡紀行、後半の2つ目にご紹介するのは膀胱の経絡。
東洋医学におけるはたらきですが、膀胱に関しては現代医学で説かれているところと同じで、尿の貯蔵および排出にあるとされています。非常にシンプル。
前回の胃の経絡と違って、「ややこしい」通り方はしません。
ですので、トイレを我慢して「ウ〜ン...」という具合に経絡図とにらめっこして膀胱さんに多大なプレッシャーをかけることなく、どうぞお気楽に。
膀胱の経絡〜足太陽膀胱経
ルート:
今回は、こんな素敵な動画をYouTubeさんで見つけてしまったので、こちらをシェアさせていただきます。
抑えておいていただきたいポイントは、
- 頚椎から背骨に沿って臀部、脚の裏側と、縦一直線のラインを通る
ということだけです。
膀胱のはたらき
身体的側面:尿の貯蔵および排出
膀胱経絡での不調が起こると、失禁、排尿時の痛み等、泌尿器系のトラブルに繋がりやすいとされています。
膀胱の経絡にアプローチする陰ヨガポーズ例
- ダングリング
- スネイル
- キャタピラー
- シール(アザラシ)
- フロッグ
- キャメル
体の後ろ側をストレッチしたり、荷重をかけたりするポーズでアプローチします。
上段左側より:
- ダングリング・・・上体を極力脱力させて、重力に任せて背中をストレッチ。腰、肩甲骨付近に特に効果的。
- スネイル・・・肩周りで体を支えて、背中上部のストレッチ。
- キャタピラー・・・無理のない範囲で膝を伸ばして、脚の裏側全体のストレッチ。背中を丸めると背中のストレッチ効果も。
下段左側より:
- シール(アザラシ)・・・脚の裏側のリラックスと背中全体(特に腰付近)への荷重。
- フロッグ・・・背中全体(特に腰付近)への荷重。
- キャメル・・・背中全体への荷重。
尿は腎臓で作られて、膀胱へと運ばれて来ます。ですので、経絡的にも膀胱の経絡は、腎臓の経絡と密接な繋がりを持ちます。陰ヨガのお稽古の際も、腎臓の経絡にアプローチするポーズと併せてされることをオススメします。
陰ヨガの実践・お稽古は、ぜひお近くのヨガスタジオ・教室の陰ヨガを教えられる先生から(お近くがSeed Trainingの場合は、よろしければぜひご相談を)。
陰ヨガのその他のポーズや詳しいやり方、Seed Trainingでの出張レッスンにもご興味をお持ちいただけましたら、下記リンクもぜひご参照くださいませ。
次回は、”胆のう”の経絡をご紹介したいと思います。
陰ヨガ以外もご興味をお持ちいただけましたら、ぜひご覧ください。
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