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ヨガ哲学に触れる読み物

2014年のSeed Trainingは、これまでフィジカル面の比重が高かったヨガを、少しずつメンタル面、特に「ヨガ哲学」と呼ばれる部分のご紹介にもフォーカスを当て、その割合を増やせていければ、と考えています。

でも、決して難解な概念や専門用語を連発して、宗教的というか、オカルト的な誘導は致しませんので、その点はご安心を。

ボクがヨガ哲学をご紹介しようとする理由、それは決してアタマの中で概念や論理の世界を構築して拡げて行くためではありません。

それよりも、

よりスッキリと、迷い、苦しむことなく毎日を生きる

その実践に主眼を置いて、実践に役立つヒントとして心に留めておいていただければ、との思いからです。

そういう点では、禅にも似ているところがあるかもしれません。

初回は、ボクが今後レッスンやブログでご紹介していくヨガ哲学の引用元となる読み物を2つご紹介しておこうと思います。

  • ヨガスートラ
  • バガヴァッド・ギーター

いずれも、「ヨガとは?」「苦しみの元とは?」といった、ヨガや生命の根本に触れるインドの古典聖典です。

ヨガ哲学のエッセンスは、この2つに凝縮されているといっても過言ではないでしょう。

ボクが今後レッスンやブログでご紹介していくヨガ哲学も、基本的に全てこの2つのいずれかに書いてあることと、それに関係あるであろうボクの経験から、となる予定です。

この2冊、ヨガ哲学にご興味があればお手元に置いていただいても良いかと思います。

ただし、最初は何の事やら?と思われる事の方が多いかと思います。

理解できなくても、最初は「ふぅ〜ん」という感じであまり気にしないで下さい。

この2冊に書いてある言葉は、実践してはじめて真の輝きを放つものです。

完全にマスターしてやる!と意気込まず、日々のお稽古のお供、くらいの位置づけで置いておくと(そして、わからなくても投げ出さずに何度も読み返すと)、マット上でのお稽古、そして日常での何気ない経験に、これらに書いてある言葉がスッと下りて来る、そういう瞬間が来るはずです。

そのとき、カラダが温まった、ほぐれた、よく伸ばせた、というフィジカル面だけではない、自分の存在の全てがスッキリとするような心地よさを、感じていただけるはずです。

ということで、ヨガ哲学に触れる読み物のご紹介でした。

バガヴァッド・ギーターは、ボクは以下のリンクを貼ってあるものを持っています。ご参考までに。

ヨガスートラはティーチャートレーニング時にもらった英語版しか持っていなくて、、、スミマセン。

バガヴァッド・ギーター

バガヴァッド・ギーター
著者:上村勝彦
価格:693円(税込、送料込)
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以下、Seed Trainingの自宅出張/個人レッスンでお受けいただけるプログラムのご紹介です。よろしければご覧下さい。

sv10s

自宅出張/個人レッスンのご質問/お問合せはこちらから、お気軽にどうぞ。

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Seed Training シードトレーニング タイ古式マッサージ 予約 自宅出張 尼崎 兵庫 大阪

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【地域の話】今年もサポートしてきました:小田太鼓祭

昨年もブログ記事にアップしてご紹介させていただきましたが、今年もお休みをいただいて(お休み中ご不便ご迷惑をおかけしたお客様、申し訳ございませんでした)サポートに行ってきました。

Seed Trainingのホームタウン、尼崎市は小田地区で繰り広げられる『小田太鼓祭』。

今年も実家の近所にある長洲貴布禰神社さんで、本番前は子ども太鼓の練習を中心にお手伝いさせていただき、当日はビデオ撮影係として同行させていただきました。

今年の様子は以下の動画をご覧いただければと思います。

ヨガ・ピラティスをされている方が見れば、太鼓を叩くのも、あるいは担ぐことも、手足の動きだけではなく、体幹からの動作、そして呼吸の精巧なコントロールが要求される全身運動であることがわかっていただけるのではないでしょうか。

こうした伝統文化、行事と共に、Seed Trainingもヨガ・ピラティスを通して地域の皆さんの豊かなココロとカラダづくりに貢献していけたら、と願ってやみません。

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出張レッスン/マッサージの概要は各ページをご参照ください。

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無責任のすすめ

坐禅会でしていただいたお話を少しみなさんにシェアさせていただこうと思います。

テーマは、「無責任のすすめ」

人間、ある意味、無責任になることも必要なんじゃないか、というお話でした。

無責任、という言葉に、「けしからん!」とお思いの方もおられるかもしれません。

でもボクは、この方がメンタルヘルス上も理想的だし、結果的に色んな意味で前進を続けられるのはこっち(無責任になること)の方なんじゃないかな、と納得することしきりでした。

ただまぁ、言葉で「無責任のすすめ」とだけ言ってみても、無責任ってどういうこと?というのをご説明しなければ何も解りませんよね。

ということで、ボクが飲み込めた範囲でちょっと文章にしてみます。

自己責任に対しての無責任

和尚さんがすすめられた「無責任」とは、一言で言うと「自己責任」の反対の意味での無責任です。

現代社会では「自己責任」ということが色んな場面で強調されていますよね。

周囲から「何事も自己責任だ!」という考えを押し付けられることもあれば、自分で自分自身を責める形の自己責任っていうのもありますよね。

そうやって色んな責任を押し付けられて苦しんでいる、頑張っても自分の力ではどうしようもない...

そんな状況の時は、思い切って無責任になってみてもいいんじゃないの?

という場面での無責任のすすめ、であるとボクは感じました。

誰に対しても責任を押し付けない”無”責任

自己責任を放棄しちゃったら、一体その責任は誰に帰属するんだ?

仕事がまわらない責任は?思ったような結果が出ない原因は何なんだ?

というご意見もあるかもしれません。

でも、責任は誰かが必ず負わなければならない、のではなく、

誰に対しても押し付けない、

責任の存在そのものを”無”にしてしまう...

和尚さんのすすめる無責任は、そんな意味での無責任というのもあったと思います。

仏教的!?責任の落としどころ

上述のように、責任そのものを無にしてしまうことが出来ればそれでめでたし、なのですが、そういうことに出来ない場合はどうするのかというので、和尚さんが最後に出された例があります。ボク的には非常にほっこりさせられましたので、これもついでにご紹介しておきます。

それは、

  • この道具はいわくつきで...
  • あの場所は呪われているから...
  • 占い・暦的には時期が悪いから...

そういうことにしておいて、自分を責めるのはやめよう、無責任になろう、というのであれば、それはすごく良い考えだと思いませんか?というものでした。

こう考えると、因縁とか呪いっていうのも、何か親しみのあるものに感じられさえしませんか?

ボクも無責任

最近のボクも、似たようなところがありました。

1月の仕事はかなり順調なペースでレッスンが入っておりました。が、2月に入って少しそのペースに翳りが出始めていたんですね。それについて原因の究明やら対策やら、何とか考え出して実行に移さないと!と思うところがありました。

でも、何がどうなったのか...いつの間にか居直ってる自分がいました(笑)

で、今日に至っては京都まで出て坐禅会に参加した。

周りから見れば無責任というか、現実逃避でしかないでしょう(笑)

でもそのおかげで、ボクは和尚さんから大変有り難いお話を聴くことができた。

自分のとるべき行動も、見えた。

  • レッスンペースが落ちる、そういう時期なんだと割り切る
  • この有り難いお話を読んでくださる皆さんにシェアする
  • 自分を責めずに、出来た時間を活用して仕事の基礎固めをさらに徹底する

というあたりが、それです。

自分で何とかしようと頑張ってみたけどダメだった時、あえて無責任になってみることで、事態が進展することだってある、と思えるのです。

一般的に仏教や禅で説かれる「無の境地」というのを思い浮かべるとき、非常に難解で、近寄りがたいものをイメージすることが多いと思いますが、今回お話いただいた「無責任のすすめ」の無責任というのも「無の境地」の一つだと思うと、何となく親しみを感じるのはボクだけでしょうか。

気にしない気にしない、一休み一休み...?

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あ、それからもし、Seed Trainingのレッスン(ヨガ/ピラティス)とタイ古式マッサージにご興味をお持ちいただけましたら、自宅出張で、あるいはSeed Trainingスタジオで、お会いできる事を楽しみにしております。

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Seed Training シードトレーニング タイ古式マッサージ ワイクルー タイ文化

タイ修行〜ワイクルー編

今回のタイ修行、もちろんメインの目的はタイ古式マッサージの習得でしたが、前回も書かせていただいたようにタイはちょうどインドと中国の間に位置する国。ということで、ヨガや武道で何か発見というか、学べることがあればいいな、と密かな期待も持っておりました。

直接的なヨガや武道の技術、というのは見つけられませんでしたが、しかしながらそれらに共通して流れる精神は、幸運にも見ることが出来ました。

それが、ワイクルーという文化です。

タイで見たワイクルー

ワイクルー(師への合掌)は、今回のタイ修行で出会った最も美しいタイ文化の一つです。一番有名なのは、ムエタイ選手が試合前に舞の形で行うワイクルーでしょう。学校では「ワイクルーの日」というのも存在するようです。

タイの人たちは、舞や合掌、お祈りといったワイクルーによって師への感謝を示します。ボクは、偶然迷い込んだローカルのムエタイ道場や、通っていたマッサージスクールでこのワイクルーを見ることが出来ました。

スクールでは、見た、というよりも、毎日一緒にやりました。朝は神棚(?)に向かって全員でお祈り(タイ語わからないので、黙って一緒に正座するだけですが)。マッサージの施術前にも少し合掌して、お祈り。

確かにワイクルーの所作そのものはとても静かで、美しいものだったのですが、ボクはこれがただの踊りや神頼みの類ではないと感じました(一部にはそういうタイ人もいるかもしれないが)。踊りや合掌のカタチを師匠に見せるとか、捧げるだけのものでもないとも思いました。

彼らはこのワイクルーの間に師への感謝の念をもって、師から受けた教えを呼び起こして、試合やマッサージの施術に万全の備えをしているのだろうと思います

ヨガでも、居合でも

ヨガにも、そして居合にも、ワイクルーのような稽古前後のお祈りや礼の儀式は存在します。

ヨガだったら、ティーチャートレーニングの先生ナクルは、毎日のトレーニングのはじめに”short prayer”といって、少し黙想をする時間を必ず取るようにしていました。自分の心の中にいるマスターに対して祈りなさい、と言われていました。

一番お世話になったヨガスタジオの先生ティナもよく、過去〜現在〜未来へと続く教えに、そしてそれを繋ぐ先生に感謝を、とレッスンの最後に言っていました。

居合でも、稽古の前後に刀礼と呼ばれる礼を、神前に向かって行います。

それら全てに、カタチ以上の深い意味がある。

その事を改めて教えてくれたのが、ボクにとってはタイの人たちのワイクルーでした。

少年ボクサーやマッサージスクールの人たちから見せてもらったワイクルーの精神を、自分も居合の刀礼の中に、ヨガの合掌の中に、ぜひ取り込ませていただこうと思います。

とはいえ、ボクはお客様とのレッスンの中で合掌をする時、「ボクに感謝してくださいよー!」などという意図は全くありません。

ただ、無言で手を合わせながら、ご自身がお稽古を通して覚えられたことを大切になさってください、という意味でやらせていただくだけです。

どうぞご理解のほどを。
合掌

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レッスン前後にティータイム

ボクは、Seed庵にレッスンにお越しくださるお客様には、レッスンの前か後にお茶を出させていただいています。

お茶を飲んで一息つくことでお客様にレッスンに向けて気持ちを切り替えていただくようになる、というのも理由です。また、その日一日、あるいは前回のレッスンからどんな出来事があったのか、心と体が感じたこと等を言葉にしていただきやすくなるようにも感じる、というのもあります。

ボクにとっても、その日のお客様のコンディションに相応しいレッスンの微修正をするための判断材料にさせていただいたり。

そんな風に、落ち着いたリラックスした状態づくりのためにお茶を出させていただいていたのですが、最近海外のヨガ関係のツイッターで緑茶の効能について簡潔にまとめられた記事が出ていたので、そこに書かれていることもあわせてご紹介させていただきたいと思います。

以下が、元のツイートです。

この記事では、

  1. 減量効果
  2. 免疫機能を高める効果
  3. ストレス抑制効果

の3つが挙げられています。

1つ目の減量効果は、日常的にお茶を飲むことで食欲を抑制し、基礎代謝を上げることによって得られます。

2つ目の免疫機能の強化は、緑茶に含まれるカテキンの作用だと見られています。緑茶を飲むことでカテキンを摂取し、インフルエンザなどの病気にかかるリスクを減らすことも期待できるそうです。

そして、最後のストレス抑制効果。引用元の記事ではコーヒーとの比較がされています。記事によると緑茶に含まれるカフェインの量は、同量のコーヒーに含まれるカフェインの約半分。

余談ですが、ボクは緑茶もコーヒー(常にブラック)も飲みますが、やはりこの点で緑茶とコーヒーは違うかなぁ、と感じますね。どちらも一息つくためのものなんだけど、コーヒーは一息ついたら「よしっ、次!」っていう気持ちになるけど、お茶は「さて、どうしよう?」っていう感じ。(わかりにくいですか?すみません...)

それから、レッスン前にコーヒーを飲んで行ったこともありますが、その時の筋肉のブルブル感というのはスゴかったですね。意識しなくても勝手に筋肉がフル稼働状態で、リラックスできない。おそらくこの辺りがカフェイン効果なのでしょうか。

少し話がそれましたが、それに比べると緑茶はカフェインも少ないし、茶葉の香りや味わいがリラッックス効果を高め、ストレスの元となる緊張を解きほぐしてくれるのでしょう。

日本ではまだ少し先ですが、来月12月あたりから年末のお仕事やクリスマス、忘年会にお正月、新年会とイベント尽くし、忙しい尽くしの日々がやって来ますよね。

そんな忙しい合間に緑茶タイム、ご検討になってはいかがでしょうか?

大阪(市内)、尼崎、西宮、伊丹、宝塚等の阪神間にお住まいの方で、尼崎までお茶を飲みつつヨガ/ピラティスを習いに行ってもいいかな〜、とお考えの皆様、

Seed庵で色んなお茶を用意して皆様をお待ちしております。詳細は下記クリックでご確認ください。

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