イエスさまがお生まれになった日はクリスマスとして誰もが知るところですが、4月8日は花まつりといって、お釈迦さまのお生まれになった日であることは、あまり知られていませんよ、ね?
お釈迦のお誕生日に、お釈迦さまと同じ修行者として、ヨガに生きる者がいかにお釈迦さまがすごいのかを、少し語ってみたいと思います。
お釈迦さまがすごい点、それは、
- 本当の「苦しみ」が何か、を見抜かれた点
- 本当の「苦しみの解決策」を見抜かれた点
だと考えています。
イエスさまがお生まれになった日はクリスマスとして誰もが知るところですが、4月8日は花まつりといって、お釈迦さまのお生まれになった日であることは、あまり知られていませんよ、ね?
お釈迦のお誕生日に、お釈迦さまと同じ修行者として、ヨガに生きる者がいかにお釈迦さまがすごいのかを、少し語ってみたいと思います。
お釈迦さまがすごい点、それは、
だと考えています。
スタジオ入口に期間限定で飾っているマンダラ、多くの方に興味を持っていただけているようで何よりです。
そこで、さらに親しみを持って接していただけるよう、この場でこのマンダラの詳細を、ヨガ哲学の視点からもからめてご紹介しようと思います。
そもそもマンダラは、宇宙・世界のありさまを表したもの、ひいては悟りの境地を表したものとされています。様々な種類のマンダラが存在しますが、当スタジオで飾っているマンダラは、私が通っていた真言宗系の高校の卒業祝いの品として授与されたものです。中央の大日如来を中心に赤、青、黄、緑の各色で表された5躰の如来とそれぞれの如来が象徴する5つの智慧が表現されています。
このマンダラで表されている色は、よく調べてみるとヨガ哲学で説かれる”プルシャ“(存在の精神的原理、ひいては魂)の色と完全に一致しています。
白以外の色については、7つのチャクラのシンボルカラーにも含まれていますね。
各色とその意味する言葉が必ずしも一致しているとは言えないかもしれませんが、それでも全く異なる意味合いであるとも言い切れないとは思わないでしょうか?
私にはこのマンダラは「心身のバランスの取れたいのちの理想型」を表現しているように感じられます。
そしてこのマンダラを前にすると、「このマンダラの境地がいつか自分の内にも展開するように今日もヨガに生きるんだ」という気持ちになります。
スタジオにお越しいただく皆様にも是非、じっくりご覧いただき、何かを感じ取っていただければと思います。
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年末になると耳にする機会が増えるベートーベンの『第九』、はじめて生で聴きに行って来ました。
ヨガインストラクターとして以前から、第九の歌詞の精神と、ベートーベンその人にとても興味をひかれるものがありまして。
というのも、ベートーベンはヨガの精神、哲学の聖典ともいえる『バガヴァッド・ギーター』(以下ギーターと言います)を読み込んで、その思想に親しんでいたと言われているからです。
第九の歌詞そのものはベートーベンの作ではなく、ドイツの詩人フリードリヒ・フォン・シラーの『歓喜に寄せて』からの抜粋ですが、その抜粋部分を同じくギーターを愛読している私が見てみると、「あぁ、やっぱりこういう部分に共感するんだなぁ」という感じに。
順不同で印象的なフレーズを挙げると、こんな感じでしょうか。
歓喜よ、それは神々の美しいきらめき
快楽は虫けらに与えてやれば良い その時、知の天使が神の前に立つ
生きとし生けるものは全て自然の乳房から歓喜を口にする
善きもの悪しきものも全てバラの径を辿る
神の壮麗な計画により太陽が巡るように 兄弟よ、自らの道を駆けよ
兄弟たちよ!星空の上には愛する神が必ずいる
ひれ伏しているか、人々よ? 創造主を感じるか、世界よ?
星空の上に神を求めよ、星の彼方に神は必ず住んでいるのだ
汝(神)の力は時流が強く切り離したものを再び結び合わせる
汝(神)のやさしい翼のもとで全ての人々は兄弟となる
既にギーターを愛読されている方には心に響くフレーズではないでしょうか?
まだギーターをお読みでない方でも、これらのフレーズに何か惹かれるものをお感じになられたなら、ギーターとご縁があるのかもしれません。
もちろん、ギーターではなく『第九』そのものを聴くこともオススメです。歌詞の意味を知ってじっくり聴くと、本当に感動的な作品ですよ。
ギーターをお読みの方であれば、歌詞だけでなく音の中にも、アルジュナが自問するかのようなフレーズ、アルジュナとクリシュナが問答している場面を連想するようなフレーズに出会うことができるかもしれません。
さらに、ベートーベンの波乱に満ちた人生(父親からのひどい扱い、聴覚喪失等)も含めて聴くと、それでも泣き言や恨み言の一つもこぼさずに“Freude!!!(歓喜)”と雄叫びをあげられるなんて、と、その魂の強さに涙なくして聴けなくなってしまいます。
私はきっとまた来年も、生演奏を聴きに行くでしょう。
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お休みをいただき、和歌山の那智勝浦に行ってきました。
これまでも祖父母の持っていたたくさんの御守り、御札の類をそれぞれの神社仏閣にお返しすべく、少しずつ旅をしてまわってきたのですが、今回もその一環です。
御守りをお返しするのは那智の瀧をご神体とする飛瀧神社。ですが同じ那智山には、人を導く神の使い「八咫烏(やたがらす)」をお祀りする熊野那智大社があります。
ということで?今回は特に、八咫烏や熊野那智の神仏に導いていただく気持ちで、いつも以上に「わたし」の拘りや計画を持たずに旅をしたつもりです。
「わたし」が思考の数珠つなぎ、頭の中での独り言をやめることで、、、
五感が研ぎ澄まされて、那智をはじめ和歌山の自然のありのままの神々しさを深く味わうことができたように思われます。
古木の冷たい樹皮の奥から伝わる温もり、
冬の瀧の音の底に聴こえる静けさ、
口に含む水の冷たさに隠れた柔らかさ、
暗い森に差す黄金色の光、
御瀧の足下を飾る虹、
何か考え事をしていたら、先入観を持って向き合っていたら、おそらくそれらに気づくことはできなかったはずです。
このお話、ヨガや瞑想を練習していただいている皆さんはすぐさま、「わたし」を薄めるというのが、普段の練習のときの心の持ち方と同じであることを見抜かれたことと思います。
「わたし」が全開だと、、、
頭や心は、身体に命令し、呼吸にも言うことを聞かせようとし、
結果として頭と心も休む暇がなくなってしまいます。
そうじゃない、ですよね。
「わたし」が薄まり、命令をやめれば、、、
頭と心は休息できます。
身体と呼吸はありのまま、自然体になることができます。
そして考え事や先入観を持たず、リラックスした心で、ありのままの身体と呼吸に意識を向けてみて下さい。
よりよい動き、元気、癒し、くつろぎ、
「わたし」を離れた身体と呼吸が、「わたし」が求めてやまなかったものへと導いてくれることに気づけるはずです。
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どうしてヨガの先生になったんですか?
これも、よくお客様から頂く質問です。
今の「ヨガティーチャーの私」がどのような道のりを経て形成されたのか、
振り返ってみることは私自身に取っても有益なことと思いますので、少し振り返ってみたいと思います。
ヨガに惹かれた理由、それは「ヨガには今までやってきた武道、トレーニング、エクササイズと違った身体へのアプローチ体系がある。」と感じたからでしょう。
ヨガには、呼吸やエネルギー(プラナ)といった側面、そして心の側面も含めて身体(というか、”存在”)を捉えるところがあります。
こうしたものは、それまで稽古していた武道でも説かれていたものですが、そこにヨガの体系を照らし合わせてみることで(単に情報を照合するのではなく、実践を通して)、身体を、その扱い方をより深められるのでは、と思ったのです。
まずは、先にお話したヨガに惹かれた理由に合致するような(個人的には、当初思っていた以上の)体験、発見が出来たこと。
そして、私が当時いたカナダのバンクーバー、ウィスラーにはたくさんのヨガスタジオが身近にあったこと。
男性もヘンに気を遣わず普通に入っていける環境が整っていたことも一つ。
それらが重なり合って、ヨガを続けることが出来たのだと思います。
ヨガを教えたいという気持ちよりもまず初めに、身体面以外でもヨガを更に深く知りたいという気持ちから、全米ヨガアライアンス認定のスクール、先生の下でティーチャートレーニングを受けました。
ヨガを教えるというか、紹介することを考えたのは、ティーチャートレーニングで学びを深めたあと。
ヨガが身体と心、そして生き方そのものに与えてくれるそれまでと全く違う新しい視点が、誰かの、何かのお役に立てることもあるんじゃないか、と思ったからです。
ちなみに、幸いにも当スタジオも6年目を迎え、私自身もヨガという暮らし方を日々続けられているのは、ひとえにお客様のおかげです。本当にありがとうございます。
既にヨガを練習しているけれども「なぜヨガをやっているんだろう?」と疑問を抱き始めた方、あるいはまだヨガをしたことのない方、してみようかどうか迷われている方に、何かの参考にしていただければ幸いです。
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