オススメ本」カテゴリーアーカイブ

ティク・ナット・ハン師の『今このとき、すばらしいこのとき』

ヨガ、瞑想で心と体に対する気づきが高まってくると、その気づきを日常生活の中でも出来るだけ保ちたいという気持ちがわいてきます。

自分自身の心と体に気づきを向け、良い状態を保つためにも、外で起こっていることに時に注意深く、時に真理を見出すためにも。

今回ご紹介するティク・ナット・ハン師の『今このとき、すばらしいこのとき』は、そんな気持ちを後押しし、その実践を助けてくれるような一冊です。

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藤田一照さんの『現代坐禅講義〜只管打坐への道』

坐禅やヨガの瞑想の理解をさらに深めたい、その想いから手にしたのが本書、藤田一照さんの『現代坐禅講義〜只管打坐への道』でした。

「人間の不幸というものは(中略)、、、部屋の中に静かに休んでいられないことから起こるのだということである。」

パスカルのこの言葉と坐禅を結びつけ、そこから展開される坐禅についての身体面、精神面、様々な視点からスポットを当てる講義、すごく興味深かったです。

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プラユキ・ナラテボーさんの『「気づき」の瞑想を生きる』

タイで出家してお坊さんになられた日本人、プラユキ・ナラテボーさんの本『「気づきの瞑想」を生きる』を読みました。

タイ古式マッサージを本場バンコクで二度に渡って学んだ者として、そしてヨガや禅を通して瞑想、坐禅を実践する者として(タイ訪問時にはタイ仏教式の瞑想もやりました)、「タイ」「瞑想」「気づき」というキーワードに興味をひかれるものがありました。

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ティク・ナット・ハン師の『ブッダの<呼吸>の瞑想』

当スタジオでのヨガ・ピラティスレッスンにおけるスタンスの基礎となっている、ティク・ナット・ハン師の『瞑想の基本経典』シリーズから『ブッダの<呼吸>の瞑想』についてもご紹介しておきたいと思います。

タイトルが示す通り、本書のキーワードは「瞑想」と「呼吸」。

とりわけ「呼吸」の大切さが、経典そのものに記された瞑想方法、ティク・ナット・ハン師の解説、現代風にアレンジした瞑想方法の紹介を通して繰り返し説かれています。

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ティク・ナット・ハン師の『ブッダの<今を生きる>瞑想』

ティク・ナット・ハン師の『瞑想の基本経典』シリーズの最新刊となる『ブッダの<今を生きる>瞑想』を読みました。

既刊の<気づき>の瞑想>、<呼吸>の瞑想と同じく、

  • 瞑想について触れられた初期仏教のお経の現代語訳
  • ティク・ナット・ハン師による日常を例に取ったわかりやすい解説
  • 日常に活かせる実践方法の提案

という、非常に読みやすく、実践に移しやすい構成が取られています。

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