かつて陰ヨガのインストラクターコース中、陰ヨガの視点について地図の喩え話を先生からしていただいたことがありました。
例に挙げたのは、陰ヨガのコースが行われていたバンクーバーの地図。
ただし、一言で地図と言っても色んな種類の地図がありますよね。
- 素敵なカフェの場所がわかるグルメマップ
- 美しい公園やビーチの場所がわかる観光マップ
- 病院やクリニックの場所に特化したマップなんかも、
全部同じ場所についての地図なんですが、
何にフォーカスするかで、グルメマップもでき、観光マップもでき、医療マップもできる、と。
陰ヨガも、こういった多様な地図があるのだ、と。一例を挙げれば、
- フィジカルな面では、関節や筋膜、東洋医学の五臓六腑の概念
- エネルギー面では、経絡と気の概念
- メンタル面では、3つのグナ、道教の陰陽思想
ヨガというものを、そして人間の存在そのものを幅広い視点で見つめることの大切さを説く、非常に印象的な喩えですね。
個人的にはその後、陰ヨガに限らずハタヨガでも、さらにはピラティスでも、それぞれで多様な地図に触れるように努めて来ました。
自分自身をも、身体と心、エネルギー、そういった多様な地図で探っていくように努めました。
そしてさらに掘り下げると、今度は一つ一つのアーサナやエクササイズをも、そういった多様な地図から見つめることが可能だということも分かって来ました。
・身体を見る視点(前後/横/上肢下肢等)
・伸びる場所、鍛えられる場所
・動く場所、安定して動かない場所
・意識を向かわせる場所、望ましい心の状態
こうした幅広い視点が身につくと、その都度の身体や心のコンディションに応じて自由自在に必要なアーサナやエクササイズを選び、フォーカスポイントを適切に選び、それらの効果を最大限に引き出すことが可能になります。
ぜひぜひヨガのアーサナ、ピラティスエクササイズの様々な地図を発見し、使いこなせるようになっていくこともレッスンの楽しみとしていただきたいと願っています。
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