とらわれる意識、巡る意識

ヨガも、ピラティスの練習中も、今している動作や姿勢への意識、認識はとても重要です。

その意識とは、どうあるべきものなのでしょうか?

夫々のポーズ、エクササイズにおける意識の向け方を一つずつ検証するとキリがありません(これはレッスン時に少しずつお伝えしていきます)。ですので一番根本的なところだけ少しご紹介しようと思います。

私が経験上感じる、意識の良くない状態と、理想的な状態。それが、夫々タイトルにも表現した「とらわれる意識」と「巡る意識」です。

とらわれる意識

どこか一点にのみ意識がとらわれている状態です。

意識がとらわれる場所は、大きく、強い刺激を発する所であることが多いようです。

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筋肉が辛い、痛い、
呼吸が苦しい、

身体の一部にとらわれると言ったこともあれば、

済んだことに怒り、後悔を向けたり、
先のことを期待したり、悩んだり、

心にとらわれることもあるかと思います。

この点、どこか必要な一点に「集中」することは悪いことではありません。

ですが、他にも意識を向けるべき場所はたくさんあるのに、余りにも強く一か所にとらわれていると、それが出来なくなってしまいます。

「とらわれる意識」のままでは、バランスコーディネーションと言った要素を必要とされるヨガアーサナ、ピラティスの中級以上のエクササイズを上手に行うことは困難です。

集中しつつ、とらわれてしまわない意識の働かせ方が肝要です。

巡る意識

意識が一か所にとらわれることなく、全身を(出来れば全心も)巡る状態を、自分では勝手にこう呼んでいます。

夫々のポーズ、エクササイズでチェックポイントとされている点に意識を絶えず転々と巡回させるイメージです。

一か所にとらわれる場合に比べて、全身を多角的広角的な視点で捉えられるようになります。

私はカナダでヨガのレッスンを受けていた頃、シャバアーサナ(屍のポーズ)を通してこの巡る意識を鍛えられました。

つま先から頭、顔のパーツ一つ一つを呼吸に合わせて順番に、転々とチェックしていくのです。そうすれば、意識が一か所にとらわれることはありません。意識がしっかり働いていると、眠くなることもありません。

さらに意識を転々と巡らせる練習を重ねていくと、そのうち同時にたくさんのパーツに意識を向けられるようになってきます。

喩えるなら、一か所ずつ巡回してロウソクを灯して明るくしていくのが、スイッチ一つで全ての場所に明かりがつく、そんなイメージでしょうか。

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ヨガ・ピラティスでフィジカルな効果をより大きく引き出すために、意識の働かせ方にも、目を向けてみませんか?

sv10s

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