上半身の土台としての骨盤の重要性

ピラティスでは原則の一つとして、そして当スタジオではヨガでも注意を向けていただいている骨盤の調整

骨盤のポジショニングは、それによってそこから上に乗っている背骨、首、頭といった上半身の姿勢を左右するという点で大切な意味を持っています。

骨盤ポジションによる上半身の姿勢タイプ

ここでは、私がピラティスで学んだ骨盤ポジションごとの上半身の姿勢の変化の例を、座った状態を想定していくつか見ていただきたいと思います。

骨盤ニュートラル

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ピラティスで言う骨盤ニュートラルの状態の時、

  • 腰部は緩やかな反り
  • 背部(肩甲骨、肋骨付近)は僅かな丸み
  • 首は緩やかな反り

が見られます。ピラティスでは、この姿勢を取ることで身体が受けるストレスや疲労を最小限に抑え、運動動作を最大限効率的にすることができると説きます。

骨盤前傾(反り腰)

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  • 腰部に大きな反り
  • 背部に大きな丸み
  • 首に大きな反り、頭が前に突出

という特徴が見られるでしょうか?骨盤が大きく前傾したのと同じ分だけ、腰も、背中も、首も頭も、大きく湾曲してしまっています。

骨盤後傾(フラットバック)

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  • 腰部が直線的
  • 背部も直線的
  • 首は緩やかな反り、頭は前方突出

骨盤が後傾することで、体幹全体(腰〜上背部)の自然なカーブがなくなり、直線的に、あるいは全体的に丸くなってしまいます。そして、骨盤とのバランスを取ろうと頭だけが前に突出してきます。このタイプの方は、体幹や背骨の動きに硬さを感じる方が多いように思われます。

上半身の姿勢の違い、そしてそれぞれの骨盤のポジショニング。これらを切り離して考えることは賢明ではありません。

ヨガでもピラティスでも、上半身の姿勢やバランスを整えるときは是非、骨盤を土台に、骨盤〜背骨〜首〜頭という繋がりを意識しながらアプローチしてみて下さいね。

sv10s

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