パフォーマンス」タグアーカイブ

続・無轍跡

前回ご紹介した無轍跡ですが、それに関連して身体の使い方も無轍跡となるように、という提案をしてみたいと思います。

人間の動きの場合に当てはまると、足跡を残さない、と言うことができるでしょうか。

音を立てないように動く、ということもチャレンジして欲しいことの一つです。

足跡を残さず、尚且つ音も立てずに動くために必要なこと、それは、

筋肉を必要以上に力ませず、関節を柔らかく使うこと。

下半身は、股関節、膝関節、足首、つま先まで全てを固めず、柔らかく滑らかに。

上半身は、背骨を一本一本柔らかく。

具体的な練習方法の例を挙げれば、

お家であれば、歩く、座る、階段の登り降り

運動時ならば、走る、ジャンプ、ランジ(色んな方向に足を運んで)などで。

経験上、こうした動きを身に付ける中で自然にインナーマッスルを鍛え、疲れにくく怪我をしにくい身体をつくることは可能だと思います。

身体の使い方でも無轍跡、意識していただければと思います。忍者のようなイメージで、是非。

sv10s

お問合せ :

レッスンのお問合せはこちらからお気軽にどうぞ。

ブログランキング参加しています。清き1クリックいただけると嬉しいです。

にほんブログ村 健康ブログ ヨガへ

にほんブログ村

筋力から呼吸力へ

筋力から呼吸力にシフトして行きましょう。

私がヨガ・ピラティス双方のレッスンでよく口にすることです。

例えばヨガなら、

  • バランス系の練習を筋力で押さえ込まず呼吸で
  • ストレッチも筋力で引っ張らず呼吸に合わせて無理なく

ピラティスなら、

  • 手足の力だけじゃなくて体幹をもっと使って

といった時に呼吸力が登場します。

筋力だけの動き、あるいは呼吸と合っていない筋肉の働きでは、ヨガもピラティスも本来の効果を得られません。

見た目は同じでも正しい呼吸が無ければその動きはヨガ・ピラティスにはなりません。

ヨガ・ピラティスと聞いてイメージする

  • 美しい姿勢・動作
  • 引き締まったしなやかな筋肉
  • 穏やかで且つ研ぎ澄まされた心

これらは全て、筋力ではなく呼吸力の成果と言っても過言ではありません。

ヨガならヨガの呼吸を、ピラティスならピラティスの呼吸を使って、呼吸で全身を動かして行きましょう。

筋力から呼吸力へのシフトを。

呼吸力でヨガ・ピラティスの大半の効果は、フィジカル面もメンタル面も自在に引き出せます!

*ヨガ・ピラティスそれぞれの呼吸方法については過去のブログ記事『呼吸~息を吐くという力』が幾分ご参考になるかもしれません。

ブログランキング参加しています。清き1クリックいただけると嬉しいです。
にほんブログ村 健康ブログ ピラティスへ
にほんブログ村

カナダ時代、暴動に巻き込まれた話

こうして緊急事態などと宣言されて思い出したことがあります。

それは2011年6月、私がまだSeed Trainingを開業する以前、カナダで大きな暴動事件に巻き込まれた話です。

暴動と感染症のパンデミックという違いこそあれ「不測の事態」という点では共通しているように思われたからです。

アイスホッケーのリーグ決勝戦で地元チームが散々に負けてしまったことが原因でPVに来ていた人たちの一部が暴徒化、街の中心部で大規模な暴動に発展しました。その時、たまたま私も所用があってその場に居合わせたのです。

近隣店舗の破壊や略奪、パトカーはじめ車輌の放火、ゴミ箱等への放火、刺傷事件の発生や催涙弾の投下など、街はあっという間にテレビで見た内戦下の街のような状況を呈しました。

暴徒でない一般市民も完全にパニック状態で、みんなが走り出せば訳もわからずとにかく同じ方向へと逃げ惑います。その途中で転ぶ人もいますが、その人を押しのけて、あるいは踏み越えて我先にと逃げる人たち。

走るんじゃない、年寄りがいるんだ!と怒り叫ぶ人もいましたが、誰もそんなこと聞きません。

暴徒は勢い付いてさらに破壊するし、石やら即席の火炎瓶やらも投げます。足下は割れたガラスが一面に、上からも横からも、そして足下と、全ての方向からいつ何が襲ってくるか全くわからない状態でした。

そんな状況でしたが、師匠によるヨガの指導のおかげか私は割と落ち着いて見ることができていました。

人々が逃げ惑い始めた瞬間、その流れの中から直ぐに抜けて通りの端の物陰に回り込みました。

そこから、大通りではない細い通り、裏道ならそこまで酷い状態ではないと推測して向かうとそれも正解で火の手もガラスも無いいつも通りの道。

さらに単独行動であることからピリピリムードの警官隊の目にも止まらないように行動。

最終的には全く安全なルートで脱出し、呑気に晩ごはんを食べて帰宅することが出来ました。

この時の体験は、

  • 無闇に周りに流されない
  • 状況を自分の全感覚で的確に把握する
  • 日頃から環境、非常時の対処法を熟知しておく

という私なりの緊急事態への対応方法を形作るきっかけとなったと思います。

特に、どうすれば助かるかを導き出せる感覚を研ぎ澄ますことは重要であると思います。

今の状況に置き換えて考えてみても、この点は国や都道府県、テレビやインターネット等の情報や指示ではなく自分の感覚で何とかしたいものです。

それができると「みんな」の流れから抜け出せます。「みんな」の中で訳もわからず外からの沢山の情報や指示に振り回されるほど、不安で落ち着かないことはないのではないでしょうか。

私はこのような心構えの基盤をヨガ武道で作ってもらいました。

もしこういった心構えを必要と感じられる方にレッスンを通して何かをシェアできるとしたら、何より嬉しいことと言えるかもしれません。

ブログランキング参加しています。清き1クリックいただけると嬉しいです。
 にほんブログ村 健康ブログ ヨガへ
にほんブログ村

スタビリティチェアとスパインコレクター導入しました

この度Seed trainingスタジオに新たに導入した2つのピラティス器具、スタビリティチェアスパインコレクターをご紹介します。

Seed Training ヨガ ピラティス インナーマッスル 体幹 体軸 骨盤 背中 姿勢 ニュートラル マシンピラティス チェア スタビリティチェア バランス スパインコレクター Seed Training ヨガ ピラティス インナーマッスル 体幹 体軸 骨盤 背中 姿勢 ニュートラル マシンピラティス チェア スタビリティチェア バランス スパインコレクター

それぞれ、体幹の

  • スタビリティ(安定性)
  • モビリティ(可動性)&フレキシビリティ(柔軟性)

を引き出してくれる特徴を持った器具になっております。

続きを読む

下駄と足の柔軟性

ピラティスインストラクターとして最近、下駄を履くことにハマっています。

靴を履く時の足の感覚との違いを実感していますが、その身体的な効果を

  1. 足首の使い方の変化
  2. 膝の使い方の変化
  3. 足全体の筋肉の柔軟性の変化

という点でレポートしたいと思います。

続きを読む