ピラティスのダイエット効果について

近年、日本でも着実に広がりを見せつつあるとはいえ、まだまだ充分にその実態といいますか、効果の程を一般の方々に正しく認識されているとは言えないピラティス。

そのピラティスの存在について、より多くの方々に正しく認識していただき、ピラティスワークアウトを日本中でもっと普及したい、そして出来ればSeed Training(シードトレーニング)でピラティスの出張レッスン、受けてみようかなぁ...と思う方を一人でも増やしたい!(笑)という思いで、これから少しずつ、自身のピラティスワークアウト経験や指導経験、学習経験の中から有益と思えるものをシェアしていきたいと思います。

まず最初にお話させていただくのが、

ピラティスのダイエット効果について

です。

結構気になる方、多いのでは?日本でも、ピラティスをやっているという芸能人の方を見るとシュッと締まった体型をされた方ばかりなので、「自分もピラティスで...」と思う気持ち、よくわかります。

確かに、ピラティスを行うことでシュッと締まった体型、手に入れることは可能です。

ただし、ダイエットという大きな枠組みで考えると、たとえば体重を落とす体脂肪を落とす、という事まで含むと、ピラティスだけのダイエット効果というのは現実的ではないように思います。

ピラティスで痩せる、のではなく、

ピラティスをダイエットに取り入れる

という姿勢で行くと、ピラティスはダイエットの効果を一段上の状態へと導いてくれます。

細くしなやかな筋肉をつけて基礎代謝アップ

体脂肪燃焼、減量を伴うダイエットを成功させるには、栄養管理と運動の両面からアプローチする必要があります。

このうち運動は、体脂肪燃焼に効果のある有酸素運動と、筋肉をつけて基礎代謝(体がカロリーを消費する能力)アップをはかるためのレジスタンストレーニング(いわゆる筋トレ)の2つに分けられ、効果的なダイエットのための運動は、この両方を含む必要があります。

ピラティスは、後者のレジスタンストレーニングに分類され、一般的な筋トレに比べて体の表面を筋肉モリモリにする事なく、体の内側で姿勢を保持する細くしなやかな筋肉(いわゆるインナーマッスル)を鍛えて基礎代謝アップをはかれる点が、理想の体型を目指してダイエットに励まれる方々の支持を集める要因と思われます。

たとえば、このメニューだとヒップや脚、肩周りへのアプローチと同時に体幹部分を動かないようにするので、お腹周りのエクササイズにもなります。

また、エクササイズはどれも正しい姿勢の保持を重視するので、姿勢も美しくすることが可能ですし、姿勢を保持するために体幹部分のインナーマッスルを常に使い続けるので、腹部を中心としたエリアの引き締めにも非常に効果があります。

さらに、体幹部分のみならずヒップや脚まわり等、パーツごとに特化したメニューも豊富にあるため、「ここを引き締めたい!」という部分痩せのエクササイズとしても効果ありです。

しかし、ピラティスも決して万能選手ではありません。有酸素運動的な要素はそれほど高くはないので、体脂肪燃焼効果を望む方は、ピラティスワークアウトを行いつつ、ウォーキングやサイクリング等の有酸素運動を取り入れる必要があるでしょう。

シングルレッグストレッチというメニュー。胸と肩を軽く浮かせ、骨盤の位置を固定して行うメニューで、脚の動きだけでなく強力な体幹エクササイズになります。

まとめ

以上の事から、ピラティスのダイエット効果については以下のことが言えるでしょう。

  • 筋肉モリモリになる事なく、細くしなやかな筋肉(インナーマッスル)で基礎代謝をアップさせる事ができる
  • 細くしなやかな筋肉なので、シュッと見える。姿勢も美しく見えるようになる
  • 特に体幹部分の引き締めに効果的
  • ただし、脂肪燃焼効果は期待薄なので、それを望む場合はピラティス以外に有酸素運動や栄養管理を同時に行うことが必要

といったところでしょうか。

ダイエットを目的とする場合、ピラティスはあくまでも”強力なサイドメニュー”であり、”メインディッシュ”は有酸素運動と栄養管理であるということを覚えていただくと良いかと思われます。

自宅出張レッスン、尼崎Seed庵(個人/少人数レッスン、体験ワークショップ)でピラティス(マットワーク)の指導もさせていただいております。お問合せ/お申込みは以下をクリックください。

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