戦士(英雄)のポーズの思い出

ヨガのインストラクターコースでアーサナの手ほどきを受けていた時のこと、アーサナになり切ることが大事なんだと言われていた中でも特に印象深かったのが、いわゆる「戦士(英雄)のポーズ」

warriorのように堂々と。

確かに、このアーサナはどのバリエーションもそんな感じに自然となれる気がします。

骨盤、腰周りが綺麗に整って、重心をどっしり落とすことが出来、手足の先まで感覚が研ぎ澄まされている時は特に。

そんな風に姿勢が出来ていると、呼吸の重心も下腹に降りてきて、ゆっくり深くのリズムで安定します。

結果、warriorのように堂々と、という感じになれるんですね。

このアーサナ、居合や合気柔術を経験した私には、武道の基本的な立ち方、構えに通じるものを感じることが出来ます。

さらに、身体の柔軟性以上に、心の変化が感じられるアーサナだと個人的には思っています。

優れた戦士(英雄でも武士でも何でも構いません)のように、動揺しない冷静な心を研ぎ澄まして、それによって身体も同じように動揺することなく、自在に柔らかく動けるようになっていただけたらと言うのが、このアーサナをお伝えする私の密かな願いです。

これまで何度か、大きな事件の現場に遭遇(過去記事『カナダ時代、暴動に巻き込まれた話』にリンクしています)したり、危険とされる野生動物と遭遇したりしましたが、いずれの場合でもパニックになることなく案外冷静に状況を判断して切り抜けて来られたのは、「戦士のポーズ」や武道の基本の立ち方、構えの積み重ねのお陰かなと思っています。

武道の格闘技術は全く必要となったことはありません。

ということで、万一の場合のための「戦士のポーズ」、心のあり方にも意識を向けながらの練習をお勧めさせていただきます。

sv10s

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