ここ1週間、私事で勉強やPC作業で机に向かう時間が非常に長くなってしまいました。
机に向かう作業って、肉体労働や運動とは違った体の疲れ方、しませんか?肩や首、背中が凝り固まるような、息が詰まるような、そんな疲れ。
ボクもかつてのサラリーマン時代は、そんな毎日を送っていたのですが、今はどんなに机に向かっても当時ほど疲れるようなことはなくなりました。
ボクはこれ、ピラティスを通して疲れない姿勢を身につけられたお陰かな、と思っています。
ピラティスの5原則
ボクが所属するSTOTT PILATESでは、5原則というピラティスの基本があります(おそらく他のピラティス団体でも同じような内容かと推察します)。
- 胸郭での呼吸(お腹は軽く締めておく)
- 骨盤の調整(前傾も後傾もさせない)
- 胸郭の調整(骨盤の延長線上に曲げたり反ったりせず置いておく)
- 肩甲帯の調整(上がりすぎず下がりすぎず、背骨から離れすぎず寄りすぎず)
- 頚椎の調整(顎が上がりすぎない、頭が前に出過ぎない)
以上5つがそれになります。
ピラティスのエクササイズは、これら5原則に則って進められ、それ故にボクたちはピラティスを通して正しい姿勢、機能的な動作を身につけることが出来るのです。
5原則を応用した姿勢
この5原則、ピラティスのエクササイズ時だけにしか使えないものではありません。意識ひとつで、日常のあらゆる場面で応用することが可能です。
ちなみにこちらがボクの現在の机に向かう基本の姿勢です。
ピラティスを通して身につけた5原則を、可能な限り机に向かう姿勢で再現・応用したもの(のつもり...)です。
- 骨盤は坐骨を真上からイスに下ろして前傾、後傾が出ないように
- 胸郭は骨盤の真上に置くように
- 肩は猫背にならないように
- 背骨は反りすぎず、一直線にもならず、自然なS字カーブをキープすることを意識して
というのを実践した姿勢にしています(のつもりです...)。
頭はPCのスクリーンを見るため前傾してしまっていますが...
ご参考までに、デスクワークで考え得る疲れやすい姿勢は、こんな感じでしょうか。
- 骨盤が後傾している
- 肩が丸まってしまっている
- 頭がかなり前に出ている
- 全体的に猫背
などなど、ツッコミどころ満載なのではないでしょうか?
この姿勢、意識をしなくて良いという点ではある意味でラクなのかもしれませんが、結果的には体により大きな疲れをもたらします。
ボクがかつての経験上、強く印象に残っているところでは、
- お尻や腰まわりの鈍痛
- 首筋のハリ、痛み
- 全身の柔軟性の著しい低下
なんていうのがありました。
残念ながら、何をやるにしてもピラティスの5原則全てに則った完璧な姿勢、動作を行うということは、時々の環境や、作業・運動の性質によっては不可能です。
ですが、ピラティス的な疲れない姿勢を身につけて、そんな状況でも取り得る限りの最善の姿勢を取るように心がけるだけで、随分と疲れの度合は違うものですよ。
もし阪神間にお住まいの方でピラティスのパーソナルレッスン、自宅出張レッスン等を通してこうしたピラティスの体の使い方を身につけたい!とお思いの方は、ボクでよろしければ是非ご相談/お問合せだけでもお気軽にどうぞ。
Seed Training(シードトレーニング)では、
いずれかでの方法でピラティスのレッスンをお受けいただけます。
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