ヨガでココロとカラダを柔らかく、しなやかに、、、
ピラティスで芯の通った美しい姿勢とパフォーマンスを、、、
とお考えの方に、その実現のため、ヨガ&ピラティスインストラクターとして、また居合の修行者としてさせていただけるアドバイスがあります。
それがタイトルに書いた、
大きくのびのびと「突き抜ける」気持ちで行う
ということです。
ヨガにはアーサナ(ポーズ)が、
ピラティスにはエクササイズが、
そして居合には形が、
それぞれあって、それらは各々にターゲットとするボディパーツ、動作や技術、意識や心の持ち方を養うため、決まった手順、決まった形の姿勢や動作を取って行われます。
ですが、決められた手順通り、決められた形通りになっていればそれで良いのではありません。
- 手順に気を奪われて動きが中途半端にならないように
- 恰好、形を気にし過ぎて小さくまとまってしまわないように
中途半端な動作や小さくまとまった動きは、ぜひとも気をつけておきたいところです。これでは、カラダの効果が出にくいのはもちろんのこと、ココロまでも小さくまとまってしまいます。
そんな小さなことにこだわって、小さくまとまってしまうよりも、ぜひ、大きくのびのびと、自由に動いてみてください。
- 呼吸は大きく、深く、ゆっくりと
- 天井に向かって伸ばすときは、天井を突き破るくらいの気持ちで伸ばす
- 屈むときは、大地に沈み込むくらいの気持ちで深くかがみ込む
- 前後左右に手を伸ばす時も、どこまでも大きく伸ばす気持ちで伸ばす
いくつか例を挙げるとすると、こんな感じで。
ボクは、アーサナもピラティスのエクササイズも居合の形も、いわば「卵のカラ」だと考えています。練習するボクたちはその「卵のカラ」の中にいるヒヨコちゃんです。
小さくまとまって大人しくしていたら、いつまでたっても真っ暗な「卵のカラ」の中から出られませんよね?ヒヨコちゃんは精一杯カラの中で動き回って外の世界に生まれてきます。
ボクたちが求めるココロやカラダも、カラを突き破ってこそ得られるものと思います。
ですので皆さん、夫々のキャパシティーの範囲で、大きくのびのびと「突き抜ける」「突き破る」ような気持ちで動いてみてください。
もちろん、乱暴乱雑、破壊的なパワーはいただけませんよ。そうならないようにボク自身、目配り気配りを行い、皆さんがのびのびとレッスンをお楽しみいただけるように、これからも精進していきます。
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