先日、出張レッスンをお受けいただいているあるお客様のレッスンで、地震の話から、耐震を考慮したガス管や水道管というのがあることを知りました。
その構造が、ヨガやタイ古式マッサージを通してボクたちがカラダに働きかけていることと非常に通じるところがあるなあ、と感じたので、ちょっと今日はそのお話を。
ガスや水道管一つにも様々な耐震/免震対策が採られているそうですが、その中の一つが、パイプの素材や構造に柔軟性を持たせる、ということだそうです。柔軟性を持ったパイプは、揺れが起こっても、破損して中を通る水やガスが洩れ出すという事が起こりにくいそうです。
ヨガではポーズ、タイ古式マッサージではストレッチ動作を通して、
- 血管
- 神経
- エネルギーライン(ヨガではナーディー、タイ医学ではセンと呼ばれます)
という、いわば体内を走る管を柔軟にし、血液、神経、エネルギーがそれぞれ通るべきルートをスムーズに、そして規則的に流れるようコンディショニングを行います。
ボクたちの血管や神経、エネルギーラインが柔軟性を失うと、ガス管や水道管がガス漏れ、水道管の破裂を起こすのと同じように(阪神淡路大震災の時はどちらも身近で経験したものです...)、ボクたちの血液や神経、エネルギーも漏れや破裂を起こしてしまいます。
- 動脈硬化、それに伴う心疾患や脳出血
- 各部の痺れ、冷え
- だるさや疲労感
といったことが、漏れ、破裂、あるいは滞りの結果であると考えられています。
耐震ガス管&水道管の構造とボクらのカラダにヨガ&タイ古式マッサージがもたらしてくれる効果、ちょっと似てると思いませんか?
これを機に、美容やリラクゼーションだけじゃない、ヨガやタイ古式マッサージがいい理由、みなさんにお伝えできればと思って。