タイトルは『坐ればわかる〜大安心の禅入門〜』
著者の星覚(せいがく)さんは曹洞宗の大本山・永平寺で修行し、現在はベルリンを拠点にご自身で禅の生活を続けながら坐禅指導や禅の作法を伝える活動をされているという方です。
星覚さんを知ったきっかけは、インターネット寺院・彼岸寺にアップされる星覚さんのシンプルで、スッと心に吸収されて来るような文体で書かれたブログを読んでいるうちに、すごく興味をひきつけられたこと。
タイトルは『坐ればわかる〜大安心の禅入門〜』
著者の星覚(せいがく)さんは曹洞宗の大本山・永平寺で修行し、現在はベルリンを拠点にご自身で禅の生活を続けながら坐禅指導や禅の作法を伝える活動をされているという方です。
星覚さんを知ったきっかけは、インターネット寺院・彼岸寺にアップされる星覚さんのシンプルで、スッと心に吸収されて来るような文体で書かれたブログを読んでいるうちに、すごく興味をひきつけられたこと。
随分前から気になっていた本をようやく読むことが出来ました。
以前参加させていただいたヨガの講習会で講師の先生が紹介されていたのがすごく印象に残っていて。
シッダールタという1人の人物(お釈迦様・ゴータマ=シッダールタとお名前が同じですが、あくまで本作のシッダールタはお釈迦様ではなく、1人の人物)の遍歴と、そこでの出会いを通して『悟りへの道』を著した作品、ということができましょうか。
ヨガ(アーサナ、瞑想)や坐禅とも共通するところ大いにアリです。
お客様からお借りして読ませていただきました。
少し前に読んだので、既にうろ覚えのところがありますが、、、
脳は無意識的に常に強い刺激を求めており、その刺激を心地よいもの、幸福なもの、生きているという実感として錯覚する傾向がある、ということだったと思います。
ヨガをはじめる時、貴方は何を求めて始められるでしょう?
美容?
癒し?
きっとそういう答え、少なくないと思います。
そういう答えを一番大きな枠組みでまとめるとしたら、、、
健康
ほとんどが、その枠組みに納まるのではないでしょうか?
確かに、ヨガはボクたちに様々な側面での健康をもたらしてくれます。
ですが、「ただやればいい」というワケでは決してありません。
正しいやり方を押さえておく必要があります。
ということで、今回は『ヨガ的健康生活の基本』と題しまして、ヨガで重要とされている、ヨガ的健康生活を送るための5つのポイントをご紹介しようと思います。
ボクがYTT (Yoga Teacher Training)で使用した、Swami Vishnudevananda(スワミ・ヴィシュヌデバナンダ)師の“The Complete Illustrated Book of Yoga”(邦題:ヨーガ大全—身体と精神の開眼)では、冒頭に次に掲げる5つがヨガのエッセンスであると書かれています。
ヨガを通して癒されたい、健康になりたい、と思う方は、これら全ての要素を、自分のできる範囲からスタートして地道に続けていくことがポイントです。
ボクの先生・ナクルはヴィシュヌデバナンダ師のシバナンダヨガの流れを汲む先生ではありませんでしたが、ボクもYTTでは、この5つのポイントをしっかり踏まえたトレーニングと講義をナクルから受けていたように思います。
適切な運動とは何かは、容易に想像がつくかと思います。アーサナと呼ばれるポーズの練習が、ヨガで言うところの適切な運動になります。
ポーズの練習を通して、以上のような身体上の健康を維持します。ナクルは他に、歩くこともオススメしていました。
あまり意識しないかもしれませんが、呼吸の深さや速さは心のゆとり(イライラ、うつ状態等)と非常に密接なつながりがあります。
また、呼吸の方法次第で身体のエネルギーを充実させることも出来ると、ヨガでは考えられています。
ポーズや瞑想中の呼吸、そしてプラナヤーマと呼ばれるヨガ独特の呼吸方法を駆使して、それらの効果をもたらす適切な呼吸を身につける必要があるとされています。
様々なプレッシャーに取り囲まれる今、ボクたちに最も必要とされていることではないでしょうか?
ポーズやヨガニドラ、瞑想といったヨガの技法に加えて、睡眠などの日常生活全般に渡って適切なリラックス方法を求めるのも、ヨガの一つの顔です。
ヨガはベジタリアン食、必要最小限の食事を勧めています。最初は正直、胡散臭くて、ケチ臭いと思われるかもしれません。
ですが、ボクも経験者としてお話させていただくと、そのダイエット効果、快適さ、目を見張るものがありました。
主に日常生活における健康生活ポイントですね。
これについては、色々と難しい理論で説明されていたりしますが、ボクなりに端的に申し上げるとすると、
何事も核心に触れるように
ということだと考えています。何か決断を迫られた時に、周りの意見に押し切られるのでもなく、自己の感情や思い込みで判断するのでもなく、小さな自己を含んだ何者にも左右されない核心の部分から決断する、とでも言いましょうか。
そういう思考ができるような心を、ヨガでは瞑想を通して練っていくのです。
ヨガとは、決してアーサナ(ポーズ)の練習だけを指すものではありません。日常生活や精神的な活動も含めたホリスティック(総合的)な自己鍛錬方法がヨガなんです。
それらを偏見を持つことなく練習していくことで、必ずみなさんがヨガに求める健康というものは手に入れられるし、それ以上の気づきや発見をもたらしてくれるものと、ボクは信じています。
そう思っていただけるようなヨガを、ボクはお伝えしたいです。
ボクが出張/個人レッスンでお教えさせていただく、ハタヨガ、陰ヨガについての概要は以下からチェックしていただけます。
もし、Seed Trainingのコンセプトに共感いただけましたら、自宅出張レッスンで、あるいはSeed庵で、お会いできる事を楽しみにしております。
(レッスン中、移動中は電話に出られないこともございます。ご伝言をいただければ折り返しお電話させていただきます)
バガボンドでの沢庵和尚の味のある言葉の数々に心うたれて、ついにリアル沢庵和尚がお書きになった『不動智神妙録』に目を通しました。
この書簡は、沢庵和尚が柳生但馬守に宛てたもので、仏法の立場から剣を説き、剣に生きる姿勢を説いた「剣禅一致」を説くものとされています。
確かに、兵法家として、そして為政者としての立場にあった柳生家が経験したであろう立ち合いという実戦の場、政治という実戦の場を想定した、極めて実戦的な心の置き方が記されています。
また、そうした実戦的な心の置き方を実践できるようになるまでのプロセスの一端も、わずかではありますが極めて核心をついたところが述べられています。
この『不動智神妙録』が、トレーナーにとって、そして武道でもヨガでも、あるいはどんなスポーツでも芸術でも、一心にその道を進む人にとってどんな意味があるのか、私が感じられた範囲でちょこっとシェアさせていただきます。