タラブックスの手作り絵本

昔、友人の1人が「売れる本とは違う、いつまでも残しておきたい本を作りたい」というようなことを言っていたのですが(そして実際に作ってしまいました)、「いつまでも残しておきたい」というその意味が私にも分かったような、そんな本と遂に出逢った気がします。

それがインドの小さな出版社・タラブックスの出版する手作り絵本たち。

ハイテクたけなわのこの時代に印刷をシルクスクリーンで一色ずつ手刷り、紙まで一枚一枚手漉きという手の掛け方。

それだけでも値打ち物なのですが、取り上げられるテーマもインドの少数民族の民話や神話で、少数民族出身のアーティストが描く絵や紋様はどれも珍しく、興味深く、木や太陽、月などシンプルな題材の細かな部分を埋める緻密な紋様は、じっと見ていると魂を揺さぶられるような気持ちにもさせられます。

文字は最小限。読むという感覚はありません。見る、見ているうちに自然に瞑想になってくるような、そんな本というのは、このタラブックスさんの手作り絵本に出逢うまではありませんでした。 「話題の」「売れている」とは一線を画した「いつまでも残しておきたい」本。色んな本があるんですね。

sv10s

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