なんと、淀川に大きなクジラが現れたとか!
クジラは死ぬまでに一度は近くで見たいと思っていた生きもの。まさかこんなに突然に、このスタジオからアクセス可能な所に現れたとは、、、
見に行くか、、、と、一瞬思いつつ、
やっぱりやめとこう、今じゃないな、と。
迷い込んで、衰弱して来ている、とのことだし、人間の生活圏で、常にたくさんの人間の目に取り囲まれて不安だろうに、今行くのは得策ではないか、と。
カナダにいた頃、山や森、海で、色んな野生動物に出会いました。
自分のホーム、テリトリーで(多少それが人間の生活圏と被ってはいても)悠々と闊歩する動物たちは、特に何をするわけでは無くても、存在そのものが美しかった。
ゆったりと泳ぐシャチの群れ。
人間を物ともせず、オオヤマネコは凛とした姿で歩み、鷲は大きな翼を広げる。
奈良公園の鹿の倍以上は背丈のある、大きな角を生やしたエルクと遭遇した時も、その姿に感動したものです。
シャチ、ヤマネコ、ワシ、クマだって、日本のサファリや動物園で見たことはあります。
でも、野生のものを見るとやっぱり身体も心も反応が全然違います。忘れられない一生ものの感覚が、心身に刻み込まれる気がします。
人間の手の内にある動物は、やっぱり野生の元気が無い。ストレスかな?
だからクジラは、淀ちゃん?には無事自分の世界に帰れる事を祈りつつも、私自身はいつの日かクジラたちのホーム(恐らく北米か?)にお邪魔して、その姿を拝ませて頂きたいかな。
淀川クジラ騒動で、野生動物と遭遇した時の感動を思い出した、というお話でした。
- 食べてる邪魔をしない
- 子どもに近づかない
- 背中を見せて逃げない(特にクマ)
あたりに気をつけて、自然の中で動物たちと出会うこと、個人的には非常におすすめします。
ありのままの姿の美しさ、学べるかもしれないですよ。