2023年8月のスケジュールのおしらせです。
休業日:
- 8月10日(木)全日
- 8月22日(火)~23日(水)全日
は、Seed Trainingスタジオでの個人レッスン/お客様宅での出張レッスンともにお休みとさせていただきます。
よろしくお願い申し上げます。
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特にヨガに当てはまることですが、ヨガをやっている時というのは、呼吸も動きも、日常生活を送る時よりもゆっくり行いますね。
私の場合は、武道の形の稽古もヨガと同じように、ゆっくり丁寧に動くように教わったものです。
ピラティスでも、もしその目的がスポーツ等のパフォーマンス向上や動作・姿勢の改善、身体の痛み等のケアにある場合は、ガツガツやらずにゆっくり動いていただいても良いかと思います。
「ゆっくり」をオススメする理由、私の経験からお伝えすると、
続きを読む前回ご紹介した無轍跡ですが、それに関連して身体の使い方も無轍跡となるように、という提案をしてみたいと思います。
人間の動きの場合に当てはまると、足跡を残さない、と言うことができるでしょうか。
音を立てないように動く、ということもチャレンジして欲しいことの一つです。
足跡を残さず、尚且つ音も立てずに動くために必要なこと、それは、
筋肉を必要以上に力ませず、関節を柔らかく使うこと。
下半身は、股関節、膝関節、足首、つま先まで全てを固めず、柔らかく滑らかに。
上半身は、背骨を一本一本柔らかく。
具体的な練習方法の例を挙げれば、
お家であれば、歩く、座る、階段の登り降り、
運動時ならば、走る、ジャンプ、ランジ(色んな方向に足を運んで)などで。
経験上、こうした動きを身に付ける中で自然にインナーマッスルを鍛え、疲れにくく怪我をしにくい身体をつくることは可能だと思います。
身体の使い方でも無轍跡、意識していただければと思います。忍者のようなイメージで、是非。
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無轍跡と書いて「むてっせき」と読みます。正式には善行無轍跡で、老子の言葉だそうです。
善く行く者は轍(わだち)の跡を残さない
という意味で、これも私の好きな言葉の一つです。以前いただいた御朱印に書かれていた言葉から知るようになりました。
私は、とかくビジネス的な自己PRで成果や経歴を強調したり、自分の生きた証、爪跡を残すなんてことを考えるのが面倒くさい性格なのです。
でも、自分で身体を動かして技を磨き、心と身体の可能性に気付いて、それを一つ一つ味わうことは非常に楽しい。
そんな私が去った跡には、足跡ひとつ残らない。存在そのものも忘れ去られている。
美しいじゃないか、気負いが無くて心地よい、風流な歩み方ではないか、と私は思うのです。
皆さまにはヨガ・ピラティスを通して覚えていただいた身体の使い方の中で、荷物にならないものがあればそのままお持ち頂けるのはありがたいですが。
もしピンと来られた方がありましたら、「無轍跡」な生き方も併せてどうぞ。
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