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タイ修行の旅(2012年・マッサージ編)

タイ古式マッサージ(バンコク式)の特徴

私がワットポーで教わったタイ古式マッサージは、

  • セン“と呼ばれる、体内を流れるエネルギーラインへの指圧療法
  • 施術者のサポートを受けながら行う、体を曲げ、伸ばし、捻るストレッチ動作

からなる、バンコク式と呼ばれるマッサージスタイルでした。聴くところによると、これに対して後者のストレッチ動作をより掘り下げたものはチェンマイ式、と呼ばれるそうです。

タイ古式マッサージは、タイに古くから存在し、周辺の中国やインドの影響も受けながら独自に発展したタイ医学の一つとして、今日まで伝えられて来ました。

タイ古式マッサージの効果

ともあれ、バンコク式のタイ古式マッサージは、上記に掲げた2点の施術方法を用いて体内のエネルギーの流れを刺激し、次のような効果を期待することができます。

  • 器官や腺の病気を整える効果
  • 体内の毒素を取り除く効果
  • 筋肉痛、筋疲労を和らげる効果
  • 体のコリ、頭痛等を軽減する効果
  • 関節の動きを回復する効果
  • リラクゼーション効果

わたし自身も受講中、マッサージをするだけでなく受ける側にも何度もなりましたが、陰ヨガで習った中医学のツボの位置に近い箇所への指圧やマッサージは、それぞれのツボに該当する器官に効きそうな感じがしましたし、ストレッチ動作も組み合わせると、何より体が軽くなって、リラックス効果抜群だと感じました。

ワット・ポー・TTMスクール

ところで、タイ古式マッサージを含むタイ医学に関する知識や情報の全ては、タイの王様の命令でバンコクのあるお寺に集められました。

それが、ワット・ポーです。

今日では、写真のような寝転んだ姿の涅槃仏で有名なワット・ポーですが、かつてタイ医学の中心地だったこともあり、現在でもタイ古式マッサージの分野で重要な役割を果たしています。

わたしがコースを受講させていただいた、ワット・ポー・タイ・トラディショナル・メディカルスクール(TTMスクール)がそれです。

第1回目(2012年)は初級の5日間のタイ古式マッサージコースを受講させていただきましたが、その他にもフットマッサージハーブボールを使ったマッサージのコース、更にはルーシーダットンのコースなども開講しているようです。

他のコースの様子はわかりませんが、わたしが受講したコースに関しては実技中心で、多くの先生方が片言でも日本語を話せることもあり、日本人の方でもそれほど身構えることなく、肩の力を抜いて参加していただけると思います。

学校の様子は、こんな感じです。

見た目はなんですが、雰囲気はアットホームでとても和やか。タイ人、日本人以外にも様々な国から受講生が集まるので、英語がわかればより楽しく過ごせることは間違いありませんが(わたしの受講時は、日本人2名、ドイツ人、イタリア人の計4名のグループでした)。

コース修了後は修了証も交付されますので、わたしのようなヨガ/ピラティスインストラクターや、マッサージをはじめとしたサービス/ホスピタリティーの分野で既にお仕事をされている方は、スキルアップとしては非常にお手頃な留学なのでは、と思います。

というのが、今回の修行トリップで学んだタイ古式マッサージ、そして学んだ学校についての非常にザックリとしたレポートです。

ちなみにマッサージに関しては、聞いたり読んだりするよりも、実際に受けていただくのが一番です。

Seed Trainingでお受けいただけるタイ古式マッサージについてはこちらからご確認いただけます。