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柳生の里

10年近くぶりに奈良・柳生の里へ。

奈良公園エリア(春日大社、東大寺、興福寺)のあまりの人の多さに困り果てそこから少し離れた新薬師寺方面へも逃れたものの一息つけず、車で来ていたため最後の手段?で柳生の里まで。

だいたい30分ほどで人と鹿の混沌から無縁の別天地へ。

徳川将軍家の剣術指南役を勤めた柳生一族が戦国以前から明治の世まで平和に治めてきた、山の中の小さな里。

巨きな磐を御神体とする天乃石立神社がある森の中で、領主も家臣団も剣の稽古に励んだとか。

この澄み渡った清らかな森の中で稽古をした武士たちはどんな剣を遣ったのだろう。

きっと無駄な動きや力みの無い、それでいて精確な剣、威圧的ではないけれども侵し難い威儀を具えた静かな強さを湛えた人たちだったのだろうと想像します。

高い技能を有しながらも自らは沈黙を守り、領内をその気風に至るまで含めて守り抜き、剣の技と心両面の深みを探り続けた一族とその聖地。

個人的には理想形の在り方の一つです。

*2024年6月時点では、既存のお客様でスタジオ受け入れ許容人数に達しておりますため、新規のお客様の体験・ご契約の受け入れが出来ない状態です。ご了承のほど宜しくお願いいたします。

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ゆっくり、動く

特にヨガに当てはまることですが、ヨガをやっている時というのは、呼吸も動きも、日常生活を送る時よりもゆっくり行いますね。

私の場合は、武道の形の稽古もヨガと同じように、ゆっくり丁寧に動くように教わったものです。

ピラティスでも、もしその目的がスポーツ等のパフォーマンス向上動作・姿勢の改善、身体の痛み等のケアにある場合は、ガツガツやらずにゆっくり動いていただいても良いかと思います。

「ゆっくり」をオススメする理由、私の経験からお伝えすると、

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心身の自由を奪わない

心身の自由を奪わない。自分以外の人に対しては特に。

これは、ヨガに触れてからレッスンやプライベートでもずっと実践できるよう意識して来たことの中でも最も重要だと思っていることです。

ヨガ哲学では、ヤマ(禁戒、詳細は過去記事『十重禁戒とヤマ・ニヤマ』からどうぞ)アステヤ(盗まないこと)アパリグラハ(貪らないこと)に通じるでしょうか。

単純に、明らかに他者のものである所有物を盗むとか、必要以上のものを貪るという意味にとどまらず。

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