タイ仏教の瞑想体験

2016年のタイ旅行では、タイ仏教式の瞑想を体験してきました。

タイのみならず、ミャンマー、スリランカ等の仏教(いわゆる上座仏教テーラワーダ仏教)で修行されている内観瞑想(インサイトメディテーションヴィパッサナー瞑想とも)という瞑想です。

体験させて頂いたのは、ワットマハタートというお寺。王宮の少し北にある仏教学に関して由緒あるお寺です。

個人的には、観光地と化しているお寺よりも人もずっと少なくて、驚くほど静かで、すごくお気に入りの場所になりました。

瞑想は、一回の体験であれば事前の予約等は不要で、当日参加でもOKです。お寺の門をくぐって、瞑想センターであるセクション5(日本のお寺でいう部署のようなものなのか、塔頭のようなものなのか、ちょっとわかりませんが全部で20近くのセクションが境内にあったように思います)に向かいます。

開催時刻は午前7〜10時、午後1〜4時、そして午後6〜8時の3回です。

私は午後6時からの回に参加。内容は、仏教における瞑想の意義の説明、ウォーキングメディテーション(歩く瞑想)、メディテーション(坐っての瞑想)の説明及び実践、最後に瞑想と仏教のダルマトーク(法話)というものでした。

全て、英語を話せるお坊さんが指導して下さいます。英語が大丈夫であれば、法話もすごく興味深いお話をして下さるので良いのですが、そうでなくても日本語訳されたテキストを頂けるので、瞑想についての必要な情報はしっかり復習し、実践を続けることも可能だと思います。

瞑想の詳しい内容、感想は別途ブログの方でシェアさせて頂く予定ですが、ざっと述べさせて頂くと、歩く瞑想、坐っての内観瞑想をすることで、身体の外側で、四方八方に散り散りになっていた意識、心が、ギュッとこの身体に凝縮されたというか、ピタリ一致した感覚になれました。

タイ古式マッサージ、ルーシーダットンに続き、タイ仏教式の瞑想を体験してみるのも、ヨギの休日inタイ、ということで良いかもしれませんよ。

開催概要

日時: 毎日午前7〜10時、午後1〜4時、午後6〜8時

場所: ワットマハタート メディテーションセンター(セクション5)

費用: 無料(ただし寄附はした方が良いと思われます。大体100バーツくらいが目安のようです)