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ヨガのメンタルトレーニングで勉強効率をアップ

資格試験の受験にあたっては、準備中と本番、それぞれの場面での精神的ストレスやプレッシャーにどのように対処するか、集中力を如何に高い状態でキープするか、ということを意識しました。

これにも対応策を授けてくれたのがヨガの技法でした。

具体的には、呼吸メディテーション(瞑想)がそれです。

試験勉強編〜メディテーション(瞑想)で雑念を鎮める〜

ボクの場合、試験勉強中はストレスやプレッシャーというよりも、如何に高い集中力を保ち続けるか、ということが課題でした。

お客様との大事な大事なレッスンやその準備、家庭菜園の野菜たちの毎日の世話、家事、YouTubeの誘惑(笑)...

そんな中で、誘惑に惑わされず勉強の時間をどれだけ確保できるか。勉強する時に他の心配をすることなく、どれだけ勉強のことだけに集中できるか。

そのために敢えて、勉強をする時間を削ってでも確保したのがメディテーション(瞑想)の時間でした。

メディテーションには様々なやり方がありますが、ボクが試験勉強を乗り切るにあたって繰り返し練習したのが、自分自身の心を自分以外の何物にもつけないようにすることです。

目に入ってくるもの、

耳に入ってくる音や声、

心に浮かんでくるさまざまな雑念、

それらを無理矢理押さえつけず、放っておいて、それでいてイライラしたり不快に感じたりしない状態をキープする練習です。

毎日、朝1回、夜寝る前に1回、それぞれ25~30分くらい座ってました。

SANYO DIGITAL CAMERA

おかげで夏の陽射しも、人の声や電話線の工事の音にも、心の中で巻き起こる「今晩のおかず何にしよう?」という葛藤や、「YouTubeでこんな動画ないのかなぁ?」なんていう雑念にも妨げられることなく、勉強する時は勉強だけに集中することが出来ていたように思います。

 本番編〜長く深い呼吸でストレスとプレッシャーをブロック〜

続いては、試験本番のために行ったメンタル調整法です。

皆さんは入試や資格試験で

  • 未知の問題に出会った時
  • 残り時間を気にした時

そんな時に、ストレスやプレッシャーを感じたことはありませんか?

それが原因で自分のペースを崩して、実力を発揮できなかったなんてことは、ありませんか?

ボクは、過去問を解いていたときにこれを強く感じてしまいました。

さらに、ストレスやプレッシャーを感じた時、頭に血が昇ってイライラしたり、パニックになったり、息が詰まったり、感じたことはありませんか?

冷静さや落ち着きを失うと自分の重心が上がって、胸や頭の方に移ってしまうものです。呼吸も浅く、速くなってしまいます。

ボクはそれを実感してしまったので、その対応策として、長く深く、柔らかい呼吸をキープすることを心がけました。

静かにイスに座って、あるいはメディテーションをしている時に同時に行っても良いですが、普通に座っている時よりも快適に、そして効率的に呼吸が出来るので、ボクは以下のようなヨガポーズに合わせて練習していました。

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1枚目・・・肩と胸を開くので呼吸(特に吸う方)がラク。

2枚目・・・仰向けで脇腹を伸ばすので、これまた呼吸がラク。

3枚目・・・捻りが加わるのでポーズ中は呼吸が窮屈だけど、終わってからの呼吸が非常にラク。

他にも、ラクダのポーズアップドッグなどの背屈系のポーズ、スプタ・バジラーサナ魚のポーズシャバーサナなど仰向け系のポーズも長く、深く、そして柔らかい呼吸を身につけるパートナーとなってくれるはずです。

ボクはこれらのヨガポーズのお稽古を通してストレスやプレッシャーに左右されない呼吸法を身につけ、それによって重心を常に下腹部周辺よりも上に昇らせることなく、言い替えればアガル、パニックになる、イライラするということなく、本番を終える事が出来ました。

確かに一瞬「ん?」と思うような問題にも出くわしましたが、そこでパニックにならず、持ち時間を最大限に使い切って万全を尽くす事が出来たのは、ひとえに呼吸によるメンタルコントロールの成果と言えるでしょう。

今回も長い文章にお付き合いいただきましてありがとうございました。

それでは次回は、長丁場の試験勉強を乗り切るためのカラダづくり、という観点から書いてみようと思います。

よろしければまた、のぞいて下さい。

合掌

sv10s

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脳、背中への血行促進で勉強効率をアップ

前回からの続き『ヨガ/ピラティスで勉強効率をアップさせる』ということで、本日から早速その具体的方法をご紹介していきたいと思います。

今回は、身体的アプローチとしてボクが意識した3つのポイントの中の1つ目

脳、背中を中心とした全身の血行促進、酸素供給効果の向上

というところをご紹介したいと思います。

血行を促進すれば脳がアクティブになる

何かをインプットしたり、インプットしたものを正確にアウトプットするには、やっぱり脳が正常に、そしてアクティブに活動できるコンディションを作る必要があるだろう。

そのために必要なエネルギーである血液が脳を含め全身に澱みなく流れるようにしないと...

そうだ、血液を送り出す心臓、肺が集まる体幹/背中へのアプローチも必要だ。

実験開始前、ボクはこんなことを考えて、ヨガを使ったアプローチを実践することにしました。

シルサーサナ

勉強中さまざまなポーズやエクササイズを試しましたが、血行促進、エネルギー充填に個人的にこれは効いた、と感じたのがヨガのシルサーサナ(三点倒立)と呼ばれるポーズでした。

 

三点倒立として知られるこの体勢は、ヨガではKing of Asana(アーサナの王様)とも呼ばれるポーズで、さまざまな効果をもたらしてくれます。

血行にフォーカスすると、

  • 下半身に溜まった血液を心臓まで戻す静脈還流を促す
  • 心臓から脳への血流を促進する

という2つの作用があります。

特に2つ目の作用が勉強効率アップには関係大で、実際、このポーズを取ることによって脳への血流は大幅にアップするようです。

普通に立っている時とシルサーサナ(三点倒立)をしている時の頭部の血圧は、

普通に立っている時・・・100/60 mmHG

シルサーサナ実施時・・・150/110 mmHG(平均130 mmHG)

という違いが生じるそうです。

ちょっと高いんじゃないの?と思われるかもしれませんが、平均が130前後なら、高値ではありますが平均値内です。

こうして脳に流れて来る血液に乗って、脳が活発に機能するために必要な酸素や栄養素が運ばれてくるんですね。

血行促進により、記憶力と知的能力が増大するとされていて、知的能力や集中力が要求される学生、科学者、著述家、法律家等に大きな利益をもたらすものであると、偉大なヨギたちも勧めています。

ボクは毎日朝イチ、そして午後に1回の割合で、それぞれ3~5分くらいやるようにしていました。 

注意事項

シルサーサナは逆立ちのポーズであり、正しいやり方をしなければ首を傷めるおそれがあります。ヨガ初心者の方でこのポーズを取り入れてみたい方は、必ずヨガインストラクターの下で指導を受けて行うようにしてください(そのため、具体的なシルサーサナのやり方についての解説は割愛させていただきました)。

また、以下1.~4.に該当する場合はシルサーサナを行わないようにするとともに、5.に該当する場合で、もし希望するときは事前に医師・インストラクターに(逆立ちをしても大丈夫かどうか)相談するようにしてください。

  1. 高血圧症の方
  2. 緑内障、網膜剥離をお持ちの方、または目の手術を行った方
  3. 妊娠4ヶ月以上の妊婦の方
  4. 頚椎を損傷された方
  5. ひどい鼻づまり、頭痛、または喘息の症状が出ている場合

初心者の方へ〜簡易版シルサーサナ〜

前項で、「じゃあ初心者はシルサーサナで脳に血液を送っちゃダメなの?」「結局は、『だから初心者はSeed Trainingで出張レッスンを契約しろってこと?』」と思われてしまった方へ。

もしお一人で練習されるなら、ちょっと変形した簡易版シルサーサナという方法もあります。

脚は持ち上げずに、頭だけを心臓よりも低い位置に下げてあげる。

ちょうどこんな形になります。やっぱり先の注意事項は守っていただく必要がありますが、これならお一人で実践されても大丈夫かと思われます。

ボクが頭をパンクさせることなく必要な知識、情報を本番までにしっかりインプット出来たのも、シルサーサナによる脳のコンディショニングのおかげかなぁ、と思っております。

では、次回は「精神的ストレス、プレッシャーへの対策、集中力の向上」という点についてです。

合掌

sv10s

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ヨガ/ピラティスで勉強効率をアップさせる

じつは6月末ごろまで、とある資格試験の勉強をしておりました。パーソナルトレーナー、ヨガ/ピラティスインストラクターとなるまで大学や会社でやっていた、法律に関する資格です。

この試験勉強にあたって、ボクはヨガとピラティス、そして坐禅等を駆使してある実験をしていました。

それが、

ヨガ/ピラティスを駆使して勉強効率があがるカラダづくり、ココロづくりを試みる

ということでした。

実験を行うにあたって特に意識したのが以下の3点です。

  1. 脳、背中を中心とした全身の血行促進、酸素供給効果の向上
  2. 精神的ストレス、プレッシャーへの対策、集中力の向上
  3. 勉強を続けるにあたっての持久力のあるカラダづくり

実際の勉強法については、特別な整理術/暗記術等のノウハウがないので、基本のテキストと過去問だけ買って、ひたすら独学でガリ勉しました。

途中、家のポストに届いた受験票を家族がボクの目の前で落っことして、「あっ、落ちたわ」なんて言われた日には、どうなるものかと心配したりもしましたが...

先日ようやく結果が届きまして。これが自分でも予想外の高得点での合格となっておりまして。

一応、100点満点(70点以上で合格)の90点で合格していました。

SANYO DIGITAL CAMERA

もし不合格だったら、この実験のことはお蔵入りにして封印しようかとも思っていたのですが(笑)、このような結果となりましたので、ちょっとボクの実験というか、実践の内容を数回にわたってご紹介してみようと思います。

さまざまな資格試験への身体的なアプローチ方法ということで、参考にしていただけることがあれば幸いです。

sv10s

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