精神性」タグアーカイブ

奇跡の第九と会津武士道

昨年も聴きに行った第九のコンサートに今年も行くことにしまして、その予習として徳島県鳴門市を訪れました。

知る人ぞ知る、鳴門市は「第九の日本初演の地」とされている場所。

演奏されたのは1918年6月1日。演奏したのは日本に収容されていた第一次世界大戦におけるドイツ人俘虜でした。

ドイツ人俘虜たちにこうした音楽活動をはじめ、製パンや出版等の自由と自主性を重んじる生活を認めた日本側の収容所所長さんがいたことも、知っている人は、知っているでしょう。

では、その所長さんが旧会津藩出身であることをご存知だった方は、どれくらいいらっしゃるでしょう?

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非常時こそ、ヨガ

大阪北部を中心とした6月18日の地震、なかなか大きなものでした。

今回の地震のように、足も呼吸も心も、震えて、乱れてしまう非常時だからこそ、ヨガの練習を積み重ねて来た人たちには、これまでの練習の成果を発揮して、

  • 身体的な対処
  • 精神的な対処

を適切に行い、平常心を素早く取り戻していただきたいところです。

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マンダラとヨガ哲学

スタジオ入口に期間限定で飾っているマンダラ、多くの方に興味を持っていただけているようで何よりです。

そこで、さらに親しみを持って接していただけるよう、この場でこのマンダラの詳細を、ヨガ哲学の視点からもからめてご紹介しようと思います。

そもそもマンダラとは?

そもそもマンダラは、宇宙・世界のありさまを表したもの、ひいては悟りの境地を表したものとされています。様々な種類のマンダラが存在しますが、当スタジオで飾っているマンダラは、私が通っていた真言宗系の高校の卒業祝いの品として授与されたものです。中央の大日如来を中心に赤、青、黄、緑の各色で表された5躰の如来とそれぞれの如来が象徴する5つの智慧が表現されています。

  • =大日如来・法界体性智(あらゆる物の本質を司る絶対的な智慧
  • =阿弥陀如来・妙観察智(物事を正しく見極める智慧
  • =阿しゅく如来・大円鏡智(鏡のように、物事をありのままに受け入れる智慧
  • =宝生如来・平等性智(好き嫌い、快不快、自分と他人など二元的思考にとらわれず平等に捉える智慧
  • =不空成就如来・成所作智(なすべき事をなすための智慧

ヨガ哲学の説く魂の色との一致

このマンダラで表されている色は、よく調べてみるとヨガ哲学で説かれる”プルシャ“(存在の精神的原理、ひいては魂)の色と完全に一致しています。

  • 白=アートマン(真の自己)
  • 赤=意志、力
  • 青=智慧、直観
  • 黄=親愛、寛容
  • 緑=平穏、安定

白以外の色については、7つのチャクラのシンボルカラーにも含まれていますね。

各色とその意味する言葉が必ずしも一致しているとは言えないかもしれませんが、それでも全く異なる意味合いであるとも言い切れないとは思わないでしょうか?

私にはこのマンダラは「心身のバランスの取れたいのちの理想型」を表現しているように感じられます。

そしてこのマンダラを前にすると、「このマンダラの境地がいつか自分の内にも展開するように今日もヨガに生きるんだ」という気持ちになります。

スタジオにお越しいただく皆様にも是非、じっくりご覧いただき、何かを感じ取っていただければと思います。

sv10s

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プラユキ・ナラテボーさんの『「気づき」の瞑想を生きる』

タイで出家してお坊さんになられた日本人、プラユキ・ナラテボーさんの本『「気づきの瞑想」を生きる』を読みました。

タイ古式マッサージを本場バンコクで二度に渡って学んだ者として、そしてヨガや禅を通して瞑想、坐禅を実践する者として(タイ訪問時にはタイ仏教式の瞑想もやりました)、「タイ」「瞑想」「気づき」というキーワードに興味をひかれるものがありました。

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