お釈迦さまの言葉で個人的に大変響くものの一つに、
人が生まれたときには、実に口の中に斧が生じている。人は悪口を語って、その斧によって自分自身を斬るのである。
(中村元『ブッダの真理のことば感興のことば』岩波文庫)
という言葉があります。
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人が生まれたときには、実に口の中に斧が生じている。人は悪口を語って、その斧によって自分自身を斬るのである。
(中村元『ブッダの真理のことば感興のことば』岩波文庫)
という言葉があります。
続きを読む「マインドフルネス」を世界に広めた第一人者、ベトナムの禅僧ティク・ナット・ハン師が遷化されて一年。
師の最晩年の日々を映したドキュメンタリーがPlum VillageのYouTubeチャンネルで公開されています。
“マイブーム”という言葉を使い始めたみうらじゅんさんが最近のマイブームで、著書「マイ仏教」というのを読ませていただきました。
ご自身のこれまでと仏教の関わりを軸に、みうらさんなりの仏教観「マイ仏教」がさらりと書かれています。
素敵だなぁ、面白いなぁ、と思いました。
みうらさんの仏教に対する視点、咀嚼&吸収力、実践力というのは見習いたいところがあります。
続きを読むお盆に『ラサへの歩き方』という映画を見て来ました。
チベットの小さな村に住む人たちが、五体投地で1年かけてチベット仏教の聖地ラサへ巡礼するロードムービーです。(ドキュメンタリーではなくフィクションです)
予告編はこちら。
じつは、先日スニーカーに穴が開いていることに気づいたのは、予告編でも言っている「靴がボロボロだ」というセリフを聞いて、まさかと思って自分の靴を見てみたら、、、という経緯があったりするのですが。
それはさて置き『ラサへの歩き方』、すごく心に響きました。
ラサへの巡礼は、シンプルっていうより、すごく丁寧で美しい生き方だと思いました。
寒い時も、硬いアスファルトの上も、水たまりの中も、街中も、ひたすら五体投地で前進し、途中で中断した時は必ず中断した所まで後戻りして、そこから再び五体投地で進む。
巡礼の途中で彼らが出会うチベットの人々もまた、素晴らしく心が豊か。
巡礼を称え、初対面の彼らに気軽にお茶を勧めたり、宿を提供したり。
私は以前、回族(中国でイスラム教を信仰する少数民族)の方が「チベットの人たちは本当に精神が豊か」とおっしゃるのを聞いたことがあるのですが、この作品を見て、その言葉に心から納得しました。
ヨガ・ピラティスは、特にヨガは「ヨガ的生活」ということも言われることがあるくらい、単なるエクササイズ、体操の一種ではない、ある意味「ヨガという生き方」と言ってもいいくらいのものだと思います。
自然災害や社会情勢等の変化の波の激しい中で、
偽らず、丁寧に、五体投地で前進する気持ちで1日1日を過ごせるように、
惜しむことなく巡礼者にお茶や宿を提供するように、豊かな精神で1日1日を、、、
『ラサへの歩き方』のおかげで、ヨガ・ピラティスで養った心と体で、そんな風に生きていきたいという気持ちを新たにすることができました。
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お客様からお借りして読ませていただきました。
少し前に読んだので、既にうろ覚えのところがありますが、、、
脳は無意識的に常に強い刺激を求めており、その刺激を心地よいもの、幸福なもの、生きているという実感として錯覚する傾向がある、ということだったと思います。