茶道を嗜む人、という意味ではない、
変わった好みを持つ人、風流な人という意味合いでの茶人という存在に興味を惹かれます。
まあ、何よりまず私自身がとことん普通ではない変わった人間なんですが。
日本の歴史では、もっと尖った人たちで、
婆裟羅(ばさら)、傾奇者(かぶきもの)なんて呼ばれた人たちも居ます。
品行方正、マジメな努力家よりも、正直なところ私はこういう茶人、婆裟羅、傾奇者的な人たちの方が大好きだったりします。
具体的な例を挙げると、形式化された茶の湯、茶道ではない煎茶を選び、自由に京都の町中を歩いて移動喫茶店をしながら禅を説いたという茶人・売茶翁(髙遊外)、今で言うパリピ的な存在で、ド派手な宴会やパフォーマンスを繰り返し、結果として猿楽や華道、茶の文化を保護、振興することとなった婆裟羅大名・佐々木道誉、
そんな人たちが大好きです。
世の中の先行きがわからない今こそ、他人や世間の目を気にすることなく、茶人のように風流に、「これだ!」とか「好き」と思う方向に全力で生きて行く人が一人でも増えていけばいいのに、と思ったりします。
そういう人の周りから、活気や面白いものが自然と生まれるのだと思います。
茶人のように風流に、そのために必要な心の強さ、元気な身体づくりのお役に立つことがあれば、と思っています。
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