前回ご紹介した無轍跡ですが、それに関連して身体の使い方も無轍跡となるように、という提案をしてみたいと思います。
人間の動きの場合に当てはまると、足跡を残さない、と言うことができるでしょうか。
音を立てないように動く、ということもチャレンジして欲しいことの一つです。
足跡を残さず、尚且つ音も立てずに動くために必要なこと、それは、
筋肉を必要以上に力ませず、関節を柔らかく使うこと。
下半身は、股関節、膝関節、足首、つま先まで全てを固めず、柔らかく滑らかに。
上半身は、背骨を一本一本柔らかく。
具体的な練習方法の例を挙げれば、
お家であれば、歩く、座る、階段の登り降り、
運動時ならば、走る、ジャンプ、ランジ(色んな方向に足を運んで)などで。
経験上、こうした動きを身に付ける中で自然にインナーマッスルを鍛え、疲れにくく怪我をしにくい身体をつくることは可能だと思います。
身体の使い方でも無轍跡、意識していただければと思います。忍者のようなイメージで、是非。
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