無轍跡と書いて「むてっせき」と読みます。正式には善行無轍跡で、老子の言葉だそうです。
善く行く者は轍(わだち)の跡を残さない
という意味で、これも私の好きな言葉の一つです。以前いただいた御朱印に書かれていた言葉から知るようになりました。
私は、とかくビジネス的な自己PRで成果や経歴を強調したり、自分の生きた証、爪跡を残すなんてことを考えるのが面倒くさい性格なのです。
でも、自分で身体を動かして技を磨き、心と身体の可能性に気付いて、それを一つ一つ味わうことは非常に楽しい。
そんな私が去った跡には、足跡ひとつ残らない。存在そのものも忘れ去られている。
美しいじゃないか、気負いが無くて心地よい、風流な歩み方ではないか、と私は思うのです。
皆さまにはヨガ・ピラティスを通して覚えていただいた身体の使い方の中で、荷物にならないものがあればそのままお持ち頂けるのはありがたいですが。
もしピンと来られた方がありましたら、「無轍跡」な生き方も併せてどうぞ。
お問合せ :
レッスンのお問合せはこちらからお気軽にどうぞ。
ブログランキング参加しています。清き1クリックいただけると嬉しいです。