下駄と足の柔軟性

ピラティスインストラクターとして最近、下駄を履くことにハマっています。

靴を履く時の足の感覚との違いを実感していますが、その身体的な効果を

  1. 足首の使い方の変化
  2. 膝の使い方の変化
  3. 足全体の筋肉の柔軟性の変化

という点でレポートしたいと思います。

その1:足首の動きが格段に変わる

下駄を履くことによる一番の身体の使い方の変化、それは足首の動きに表れました。

足首を伸ばす(底屈)の動きが格段に大きくなったのです。

下駄の台の上では、足首の動きをこれほど大きく出すことができます。

私の普段履いているブーツでは、ここまで足首の動きは出せません。

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足首周りはガッチリ固められている感じ(こういった靴は、足首を捻挫等から守るという観点から計算して作られていると思うので、何も悪くはないのですが)。

他にも、女性であればロングブーツだったり、ヒールの高い靴であれば、足首周りの動きの制限、角度の偏り(常につま先立ちに近い角度)は相当なものではないかと思うのですが、そんへんはいかがなものなのでしょうか?

その2:膝が柔らかく使える

足首の動きを十分に出せるようになることで、膝が柔らかく使えるようになったのが、次に気づいた変化です。

足首の動きで前進して行くと、膝はそれに合わせてラクに曲げ伸ばしを繰り返すだけでよくなります。

靴であれば、足首の動きに制限がかかる分、自然に膝(および膝に付着する腿の筋肉等)を中心として、地面を蹴って歩く動作になってしまうのだろうと実感しました。

その3:足全体の筋肉の柔軟性が高まる

足首の動きの拡大、膝関節の脱力の結果、足全体の筋肉の柔軟性が高まるのを実感しました。

特に、

足首を大きく動かすことによって

  • アキレス腱
  • ふくらはぎ

膝の力みが抜けることによって

  • 腿の前側(大腿四頭筋)

この3つの筋肉はかなり柔らかくなりました。

履き物に関しては以前にも書いたことがありました(過去記事『靴とバランス感覚とスニーカー』)が、身につけるものによって身体の使い方や、ひいてはそのコンディションにまで変化が表れるというのは、ピラティスインストラクターとしては本当に興味深いことです。

sv10s

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