半眼で気づきを研ぎ澄ます

ヨガをはじめ、様々に実践されている瞑想において、ほとんどの場合、目は閉じて行われます。

ですが、坐禅では「半眼(はんがん)」といって、完全には目を閉じず、瞼がうっすら開いた状態を保ちます。

この半眼の状態を保つ意味を、今回はご紹介したいと思います。

周りを見る弊害、目を閉じる意味

最初に触れた通り、ヨガをはじめ多くの瞑想は、目は閉じて行います。これは、目を閉じることで外観と内面を問わず「自己を観る」方向に意識を誘導するためです。

目を開いていると、目は常に外の世界の強い刺激を求め、結果として心がその「外なる刺激」に奪われてしまいます。

目を閉じて行う瞑想は、周りを見ることによる弊害を防ぎ、自己を観る感覚を研ぎ澄ます(自己コントロール、集中等)点で有効であり、大切な手段なのです。

内も外も観える半眼

ですが、目を閉じると今度は自分の殻に閉じこもり、周りが見えなくなるという、それまでとは逆の弊害も生じて来ます。

何事もバランスが大事。

いま、ここで、自分の心と体で起きていることにも、外の世界で起きていることにも、それらに振り回されることなく、ありのまま気づきを向けられるようになるためには、、、

そのための体の使い方が、半眼

  • 完全に目を閉じず、瞼をうっすら開いておく。
  • 目に力を入れずリラックス、自然な状態で。
  • 「見よう!」と思わず、自然に視界と心に浮かび上がってくるものに気づくだけ。

少し、やってみて下さい。

半眼を取ることで、気づき(マインドフルネス)が研ぎ澄まされた感覚を持てるようになってきます。

目をリラックスさせることから始まる心のリラックス、気づきの力の高まり、

半眼を通して得られる感覚がヨガ・ピラティスの練習に活きることはもちろん、日々をより心穏やかに、豊かに過ごすことにも繋がると個人的には確信しています。

sv10s

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