先日、5年間愛用していたスニーカーの踵部分に穴が開いていることに気づきました。
個人的には、
バンコクのアスファルトも、
毎月の坐禅に向かう京都の石畳も、
岩手山のゴツゴツ溶岩流も、
色んな所を一緒に歩いてきた思い出のスニーカーなのですが、、、
そういった思い出以上に、身体に関してこのスニーカーから知らず知らずに与えられていたものがあることに気づきました。
バランス感覚、特に地面に対する足のつき方。
このスニーカーは「素足感覚」で歩けることが特徴の、軽くて、靴底は薄くて平らなモデルだったのです。
素足感覚に近い平らな靴底のおかげで、自然に足裏全体を使って立ち、動くことができるようになっていたのだと思います。
また、靴底の薄さは足裏の感覚を研ぎ澄ますのに役立ってくれました。
一方、新しい靴を買うにあたって試着して感じたのですが、多くの靴が「踵高、つま先低」という作りになっているようです。
そして、クッション性、衝撃吸収性を重視した靴は、靴底が厚め。
これでは、素足になった時につま先重心の前のめり、ひどい場合は骨盤の前傾や腰の反り(ひいては痛み)にも繋がりかねません。
靴底が厚く、フワッとしたものだと、気持ちは良いかもしれませんが、足裏の感覚がボヤけてしまうことも考えられます。
ピラティス、ヨガを通して矯正していくことはもちろん可能ですが、靴のように毎日使うものの選択によっても、姿勢、身体のバランス感覚等は影響を受けているのかもしれません。
その役目を終える最期にこんな気づきを与えてくれた相棒に、心から感謝したいと思います。
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