こちらのページでもシェアさせて頂いたタイ仏教式瞑想の詳しい内容を、少しブログ記事でもご紹介しようと思います。
今回は特にワットマハタートでの瞑想そのものの内容と感想に的を絞って。
体と心の「いま」「ここ」の様子を観る
これが、私が体験させて頂いた瞑想の意義であると言われました。それを通して、まずは体と心について熟知し、体と心に対する高度な集中力を養いなさい、と。
具体的には、
- 身体の動き
- 感情、感覚
- 思考
- 思考の対象
を認識するように、とのことでした。特に初心のうちは身体の動きに集中し、その途中で他の感情や思考が湧いてきたら、動きを止めてそちらに気づきを向けるのが良いそうです。
「気づき」に「私」は居ない
歩いて、坐って、どちらの瞑想中も上記4つの瞑想の対象に気づきを向ける時に大切なのは、「気づき」に「私」を持ち込まないということです。
この点興味深かったのは、お坊さんの英語の指導でも“Standing”(立っている) “Right foot thus”(右足が出ている) “Turning”(回っている)といったように、一切”I am”(私が)という主語を入れなかったことでした。
「”私”がこの身体をコントロールしている」という我執から離れるという、ヨガにも、禅にも、タイ仏教にも共通する「自由への道」を見た気がしました。
この身体を、心を、お金や物を支配し、所有しているつもりの“私”とは、所詮心が作った偽者の”私”。
本物の私は「気づき」であり「観るもの」である私。
気づきの力を凝縮させるひと時
瞑想中に感じたのは、気づきの力がギュッと凝縮されたということです。身体の外側で、四方八方に散り散りになっていた意識と心が、ギュッとこの身体に凝縮されたというか、身体と意識とがピタリと一致した感覚になれました。
ヨガでメディテーションをお稽古されている方にも、ぜひおススメしたい瞑想です。
次回は、瞑想後に聞いたお坊さんのダルマトーク(法話)をご紹介したいと思います。
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