もしかしたら、密かに気になっている方もあるかもしれない、お坊さんの法話の内容を、私が覚えている範囲でシェアさせて頂きます。
まず集中、然る後に、手放す
①集中するまたは気づくこと、そして、②集中と気づきを手放すこと、瞑想にはこの2種類があるとおっしゃいました。
お寺で指導する内観瞑想(ヴィパッサナー、インサイトメディテーション)は、①にフォーカスした瞑想であり、この2種類の瞑想はそのまま、私たちが獲得するべき心の姿勢そのものであるとのこと。
身体と心をその対象として①を修練した後、②の瞑想に移り、気づきにフォーカスすることからも、智慧や仏教そのものにコミットすることからも離れ、自由になるのだとのことでした。
(これは付け足しですが、自由になるイコール好き勝手することではなくて、自由に振る舞って尚、道に逸れないという意味だと思われます)
この教え、私は、瞑想に限らずあらゆることに当てはまる真実ではないかと思います。
プラティヤハーラ(制感)、ダラーナ(集中)があって、ディヤーナ(静慮)、サマディ(三昧)と続くヨガでも、複雑で正確な動作を要求されるピラティスのエクササイズでもそうです。
居合に関しても同じことを言われた記憶があります。形通りに丁寧に、刃筋を正しく通して、と。行くところまで辿り着くと、きっと刀無しにも居合ができるようになると思うよ、と。
タイのお坊さんの法話で思い出した、①まずは集中する、コミットする②然る後に集中の対象から離れてみる、自由になってみる、という真実。
ぜひ皆さんと一緒に実践を続けていきたいものです。
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