お正月とヨガ哲学の「3つのグナ」

新年のレッスン開始から1週間経過し、その間、お客様それぞれのお正月の過ごし方とコンディションの変化を聞かせて頂くことができました。

とにかくバタバタと動き回って疲れてしまったという方もいれば、

ゴロゴロし過ぎて生活のリズムが崩れてしまったという方も。

非常に興味深いお話を聞かせて頂けたと思っています。

個人的には、ヨガ哲学で言うところの「3つのグナ」を思い出さずにはいられませんでした。

ということで、お正月に絡めて「3つのグナ」について簡単にご紹介したいと思います。

あらゆる現象、形あるものをつくる要素

それをグナと呼びます。そしてそのグナには3つのタイプがあり、それぞれ、

  • タマス(暗質)
  • ラジャス(激質)
  • サトヴァ(純質)

と呼ばれています。

タマス

睡眠鈍重怠惰不活発といった性質を持ち、無知無明怠慢迷いを促す要素であるとされます。

ラジャス

激情興奮といった性質を持ち、欲望執着を促す要素であるとされます。

サトヴァ

無垢光輝といった性質を持ち、幸福感知恵を促す要素であるとされます。

ちょっとだけ、陰と陽の考え方に似てるかもしれませんね。

お正月はあくまで”お正月”

お正月の体験談で何を感じたかと言うと、

お正月はあくまで”お正月”であって、画一的にタマスであるとか、ラジャスであるとかいうことではないのだなぁ、ということです。

ある方にとっては、ラジャスとなり、バタバタとさせられた、疲れさせられた。

また一方でタマスとなり、ゴロゴロしてしまった、これはこれで身体を鈍らせられた。

あるいは中にはサトヴァを感じ、悟りを開いたような幸福感に包まれた方もいらっしゃるかもしれません。

こう考えると、お正月に限らずあらゆることが「グナ」として、私たちに関わっていると言えるかもしれません。その度に私たちの身体と心はコロコロと影響されてしまう。

我がこととは言え、実に忙しく、憐れと言えば憐れかもしれません。

ヨガでグナの影響を断ち切る

グナの影響を受けないようになる為のメソッド、実はそれがヨガだったりするのです。

マットを敷いて行うハタヨガ陰ヨガのアーサナ、執着を捨て、節制とバランスを出来る限り意識するヨガ的生活等、あらゆる場面でヨガを思い出して実践することで、私たちは「3つのグナ」を超越することができる、とされています(ヨガスートラ1-16, バガヴァッド・ギーター14章等)

と、お正月とグナの話から随分と広がってしまった感じですが、とにかく、3つのグナに影響されない、健康な身体と心でいたいものですね。

Seed Trainingでは、ヨガのお客様もピラティスのお客様もどちらも、そうした健康な身体と心のコンディショニング、お手伝いさせて頂きますよ。

sv10s

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