どんなエクササイズでも同じですが、とりわけヨガ・ピラティスにおいては意識的に動くことが求められます。意識的に動くことを、海外では『マインドフル・ムーヴメント』『マインドフル・エクササイズ』と言ったりもするようです。
呼吸、どの動きの時に吸うのか、吐くのか。
アラインメント、身体の前後、左右の重心、バランスは取れているか。
力みはないか、肩や首、あるいは膝の方に力が入ってしまっていないか。
などなど…
長く、真剣にお稽古している方ほど各エクササイズ、各ポーズの注意点をたくさんご存知です。
今日は、覚えていただいている注意点をより上手く活用していただくための方法を、提案させていただこうと思います。
提案その1:注意点のおさらいは動く前に
エクササイズやポーズを行っている最中に、そのエクササイズやポーズの全ての注意点を意識しながら動いていたりしませんか?
そんな時に限って、体が思った通りに動いてくれないことって、ありませんか?
全ての注意点を意識するのは、動きを開始する前までにしてみて下さい。動く前におさらいして、動き始めたら、一度そこから離れてみましょう。
提案その2:「今」取っている動きに集中を
英語でよく、be presentと表現されるヨガや、「即今・目前・聴法底」とも表現される禅の核心に通じる考え方と言えるかもしれません。
提案1のように、動き始めたら一度全ての注意点を手放してしまいます。そして、「今」取っている動きに集中して、手放したものの中から「今」必要な注意点のみを思い出して、意識して、実行するようにします。
「次」の動きや注意点は、あえて考えません。一方、「今」必要なものであれば、2つでも3つでもしっかり思い出して実践します。
正しい知識を、「より適切に」扱う
皆さんが、皆さんの先生方から教わって、覚えていらっしゃる注意点は、知識や考え方としては正確なものでしょう。
あとは、その知識の適切な使い所や使い方をさらに工夫されてみてはいかがでしょうか。
「より適切な形で」というのは、特にヨガのメンタル・スピリチュアルな姿勢として非常に大切な要素です。
今回のご提案が、その工夫のヒントになれば幸いです。
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