持久力あるカラダづくりで勉強効率アップ

自分自身を実験台として行った、ヨガ/ピラティスを駆使した勉強効率アップ大作戦。

3点目の課題は、如何に長時間の勉強を継続できる持久力あるカラダづくりを行うか、ということでした。

ですが、カラダづくりといってもジムのマシンを使って盛大に筋トレを行うワケではありません。勉強はただ単純に長時間机に向かって座っていられればOK、という話じゃないですからね。

フィジカル的な持久力と、メンタル的な集中力の持続、この2つの持久力が高まるカラダづくりを意識していました。

集中力の持続に繋がるフィジカル的なポイントとしてボクが目を付けたのが、姿勢でした。整った姿勢はカラダにかかる負担と疲労を軽減し、集中力をアップさせてくれます。

今回はピラティスを応用して行った、整った姿勢を長時間キープするためのカラダづくりをご紹介しようと思います。

肩ー背骨ー骨盤ラインを死守!

整った姿勢をキープするためにとりわけ意識を向けたのが、肩(肩甲骨)、背骨、骨盤それぞれの部位のポジショニング、そしてその3点のトータルバランスです。

なるべく実戦に近い姿勢で、ということでイスに座った状態にアレンジしたピラティスメニューをご紹介させていただきます。

インプリント&リリース on チェア

まずはイスとカラダの接点となる骨盤のポジション調整から。

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坐骨をイス面に垂直に置いてニュートラルポジション(インプリント&リリースの「リリース」状態)。写真で言うと1枚目。

息を吐きながらお腹のインナーマッスルを使って骨盤を後傾させ、若干腰椎が伸びるような形になってインプリント。写真では2枚目になります。

そのまま、息を吸う→リリース、息を吐く→インプリント、を続けます。だいたい1セットインプリント&リリースそれぞれ10回くらい。

肩甲骨の運動

次は、長時間頑張っているとコリやすい肩周りのコンディショニング。

①プロトラクション&リトラクション

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①両腕を肩の高さにあげ、肩甲骨はニュートラル状態、1枚目の写真のように準備します。

②息を吐きながら2枚目の写真のように、両腕を前方に伸ばして肩甲骨を背骨から左右に引き離します。

③息を吸いながら3枚目の写真のように、両腕を後方を引いて肩甲骨を背骨に引き寄せます。

約8回〜10回繰り返す。動作中、肩首に力みが入らないように注意!

②エレベーション&ディプレッション

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①両手を後頭部に置き、1枚目の写真のように準備します。

②息を吸いながら2枚目の写真のように、両肘を上に挙げて肩甲骨を上に移動させます。

③息を吐きながら3枚目の写真のように、両肘を下方を下げて肩甲骨を下に移動させます。

約8回〜10回繰り返す。動作中、肩首に力みが入らないように注意!

スパインツイスト on チェア

最後に背中の柔軟性キープと骨盤ー背骨ー肩のトータルなポジション調整メニューを。まずはスパインツイストというエクササイズから行ってみましょう。

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①イスに座り、背中を真っ直ぐにして準備します。両手は1枚目の写真のように肋骨周りに当てるか、肩の高さでバランスボールを抱えるような形で前に出します。

②3回小刻みに息を吐きながら:2枚目の写真のように上半身を3回捻ります。

③息を吸いながら:正面に上半身を戻します。

④3回小刻みに息を吐きながら:3枚目の写真のように上半身を3回捻ります。

⑤息を吸いながら:正面に上半身を戻します。

⑥左右それぞれ3〜5回ずつ繰り返します。

スパインストレッチフォワード on チェア

もう1つ。このスパインストレッチフォワードも、頑張りすぎず、快適に良い姿勢をキープするうえで非常に有効なエクササイズです。

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①骨盤を立て、背中を真っ直ぐにして写真1枚目の姿勢で準備します。

②息を吐きながら:頭から背中にかけて順番に上体を前屈させていきます。骨盤は立てたまま前傾させません(写真2枚目の状態)。

③息を吸いながら:前屈させたままで一旦静止。

④息を吐きながら:腰から頭の順番に上体を起こしていきます(写真1枚目の姿勢に戻ります)。

⑤5回程度繰り返します。

勉強中も、本番でも使えます

今回ご紹介した以上のエクササイズ、勉強時以外のカラダづくりとして、そして勉強中の息抜きとしてはもちろん、本番の試験中でも、凝り固まったカラダと煮詰まったアタマをほぐすのに役立ってくれます。

ただし、ここでご紹介したやり方を更に小さく小さく、やっていただきますように。そのままやってしまうと周りがビックリしてしまいますからね。姿勢や動作が正しければ、小さな動きでも十分ほぐれてくれます。

以上が、ボクがヨガ/ピラティスを使って行った、勉強効率をアップさせるためのカラダづくりレポートの全てとなります。

次回は、ヨガ/ピラティスを離れたところでボクが意識し、実践した勉強効率をアップさせるためのコンディショニングについて、番外編ということで書いてみようと思います。

今回も長い記事をお読みいただきまして、ありがとうございました。

合掌

sv10s

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