前回からの続き『ヨガ/ピラティスで勉強効率をアップさせる』ということで、本日から早速その具体的方法をご紹介していきたいと思います。
今回は、身体的アプローチとしてボクが意識した3つのポイントの中の1つ目
脳、背中を中心とした全身の血行促進、酸素供給効果の向上
というところをご紹介したいと思います。
血行を促進すれば脳がアクティブになる
何かをインプットしたり、インプットしたものを正確にアウトプットするには、やっぱり脳が正常に、そしてアクティブに活動できるコンディションを作る必要があるだろう。
そのために必要なエネルギーである血液が脳を含め全身に澱みなく流れるようにしないと...
そうだ、血液を送り出す心臓、肺が集まる体幹/背中へのアプローチも必要だ。
実験開始前、ボクはこんなことを考えて、ヨガを使ったアプローチを実践することにしました。
シルサーサナ
勉強中さまざまなポーズやエクササイズを試しましたが、血行促進、エネルギー充填に個人的にこれは効いた、と感じたのがヨガのシルサーサナ(三点倒立)と呼ばれるポーズでした。
三点倒立として知られるこの体勢は、ヨガではKing of Asana(アーサナの王様)とも呼ばれるポーズで、さまざまな効果をもたらしてくれます。
血行にフォーカスすると、
- 下半身に溜まった血液を心臓まで戻す静脈還流を促す
- 心臓から脳への血流を促進する
という2つの作用があります。
特に2つ目の作用が勉強効率アップには関係大で、実際、このポーズを取ることによって脳への血流は大幅にアップするようです。
普通に立っている時とシルサーサナ(三点倒立)をしている時の頭部の血圧は、
普通に立っている時・・・100/60 mmHG
シルサーサナ実施時・・・150/110 mmHG(平均130 mmHG)
という違いが生じるそうです。
ちょっと高いんじゃないの?と思われるかもしれませんが、平均が130前後なら、高値ではありますが平均値内です。
こうして脳に流れて来る血液に乗って、脳が活発に機能するために必要な酸素や栄養素が運ばれてくるんですね。
血行促進により、記憶力と知的能力が増大するとされていて、知的能力や集中力が要求される学生、科学者、著述家、法律家等に大きな利益をもたらすものであると、偉大なヨギたちも勧めています。
ボクは毎日朝イチ、そして午後に1回の割合で、それぞれ3~5分くらいやるようにしていました。
注意事項
シルサーサナは逆立ちのポーズであり、正しいやり方をしなければ首を傷めるおそれがあります。ヨガ初心者の方でこのポーズを取り入れてみたい方は、必ずヨガインストラクターの下で指導を受けて行うようにしてください(そのため、具体的なシルサーサナのやり方についての解説は割愛させていただきました)。
また、以下1.~4.に該当する場合はシルサーサナを行わないようにするとともに、5.に該当する場合で、もし希望するときは事前に医師・インストラクターに(逆立ちをしても大丈夫かどうか)相談するようにしてください。
- 高血圧症の方
- 緑内障、網膜剥離をお持ちの方、または目の手術を行った方
- 妊娠4ヶ月以上の妊婦の方
- 頚椎を損傷された方
- ひどい鼻づまり、頭痛、または喘息の症状が出ている場合
初心者の方へ〜簡易版シルサーサナ〜
前項で、「じゃあ初心者はシルサーサナで脳に血液を送っちゃダメなの?」「結局は、『だから初心者はSeed Trainingで出張レッスンを契約しろってこと?』」と思われてしまった方へ。
もしお一人で練習されるなら、ちょっと変形した簡易版シルサーサナという方法もあります。
脚は持ち上げずに、頭だけを心臓よりも低い位置に下げてあげる。
ちょうどこんな形になります。やっぱり先の注意事項は守っていただく必要がありますが、これならお一人で実践されても大丈夫かと思われます。
ボクが頭をパンクさせることなく必要な知識、情報を本番までにしっかりインプット出来たのも、シルサーサナによる脳のコンディショニングのおかげかなぁ、と思っております。
では、次回は「精神的ストレス、プレッシャーへの対策、集中力の向上」という点についてです。
合掌
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