ヨガをはじめる、ヨガを続けているという人の「ヨガをやる」理由のうち半分くらい(もしかするとそれ以上かも)は、
- 体を柔らかくしたい
- 痛みやコリを軽くしたい
- ダイエットしたい
など、カラダの悩みに関するものではないかと思われます。
もちろん、ヨガを行うことによって、そうしたカラダの悩みの多くを解決することが可能です。
ですが、目的に沿って、正しいやり方で行うことが大切です。
ヨガのレッスンを有意義なものとするためには、闇雲に行うのではなく、
- カラダのつくりを把握しておくこと
- ヨガとカラダの関わりを把握しておくこと
が大切だと、ボクは思うのです。
ということで、今回から2回に分けて、これらについてちょっと書いてみようと思います。
今回は、その1回目。『ヨガと関係のあるカラダのつくりをザックリ知る』という点です。
ヨガと関係のある器官
ボクが先生のNakulから教えられた通りにお話しすると、ヨガと関係のある器官は大まかに挙げると、以下の5つです。
- 骨、関節
- 筋肉(随意/不随意筋、心筋)、腱、皮膚
- 神経系
- 内分泌系
- 循環器系
では、それぞれどういう働きがあるのか、具体的にどういったパーツがあるのか、もう少し掘り下げてみてみましょう。
骨、関節
カラダを支える、守る役割を果たすところですね。筋肉と組んで体を動かす起点にもなります。
- 骨に関しては特に骨盤、背骨、肋骨
- 関節は、軟骨やじん帯
といったところを、ヨガではフォーカスします。
筋肉、腱、皮膚
体を動かすために必要なのが、筋肉。色んな分類方法があるようですが、ボクが習った時は、
- いわゆる筋トレで鍛えることの出来る、骨格筋
- 平滑筋(心臓を除く内臓と血管)
- 心筋(心臓)
に分けて教わりました。筋肉と骨をつなぐ腱、皮膚もヨガと関連があるとされています。
神経系
感覚(熱い、冷たい、痛み等)の受容、体の機能の制御(呼吸など)に必要となるのが神経系です。
- 末梢神経系(中枢神経系以外の神経、自律神経等もここに含まれる)
- 中枢神経系(脳と脊髄で構成)
に分けられます。ヨガはカラダだけでなく脳の働きを活性化させ、記憶力の維持・向上にも効果があると言われますが、その根拠はヨガのお稽古を通してこの神経系を刺激することにあるのです。
内分泌系
ホルモンを分泌する器官。体の各組織や器官の調和をはかるための重要な役割を担う器官です。内分泌系の働きで分泌されるホルモンのおかげで、成長や回復・再生が可能となります。
- 松果体
- 下垂体
- 甲状腺
- 副甲状腺
- 副腎
- 膵臓
- 性腺
が含まれます。
循環器系
血液を循環させるための心臓、血管からなる器官。リンパ系もあるようですが、ティーチャートレーニングでは主に血管系が扱われました。
ヨガがターゲットとするカラダのパーツ、少しはお解りいただけたでしょうか?
それでは次回は、これらヨガがターゲットとするカラダのパーツと、その具体的なアプローチについて、引き続き書いてみたいと思います。
Seed Training(シードトレーニング)では、ヨガアライアンス登録校である、カナダ・バンクーバーのDivine Light Yogaのカリキュラムに沿った、シンプルで本質的なヨガ、を指導させていただいております。
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