おやすみ前の陰ヨガ

人に教える以上、自分自身がまず誰よりも徹底的に稽古を行い、教えるものを身体に染み込ませておかないといけない。

ということで、開業したもののまだまだ仕事がほとんどない今(2011年時点)、逆にこの時をチャンスとばかりに自分自身の稽古に励む毎日なのですが。そんな毎日のルーティーンの最後に行うのが陰ヨガという種類のヨガ。

おそらく、これを毎晩寝る2~3時間ほど前に行う効果なのでしょう。この陰ヨガをしっかりやった次の日の朝は、

もの凄く目覚めがいいんです!!!

朝は5時半に起床して即座にハタヨガもしくはプラナヤーマ(呼吸法)のお稽古に入るのですが、この5時半の起床が、前日に陰ヨガをやった時とそうでない時とでは大違い。

やらなかった時は、「う~ん、あと5分だけ...mmm、zzz…」というような誰もが容易に想像できるであろう、眠気との格闘が待っています。

ところが、しっかり前日に陰ヨガをやっている時は全然反応が違います。信じられないかもしれませんが、目覚ましのアラームが鳴る1分前くらいに起きられたり、目が覚めて即座に、ベッドから飛び起きるようにして出て来られたりということも可能になるのです。

こうした事が可能になる原因を調べ、自分なりに考えると、それは陰ヨガの持つ自然治癒力(ヒーリング)の促進効果と言うものの影響ではないかと思うのです。

陰ヨガが身体の自然治癒力を促進させることができる要因、それは呼吸と、結合組織にアプローチするために筋肉を緩めること、にあると考えられます。

1.陰ヨガの呼吸と自然治癒力
陰ヨガの呼吸は、「ウジャイ」と呼ばれる呼吸法を、深くゆっくりとしたペースで柔らかく行うことを基本とします。稽古中このゆっくりとした柔らかい深呼吸を継続することで、副交感神経が活性化されてきます。副交感神経は、休息・回復の神経です。おやすみ前に副交感神経が活性化されることで、睡眠の質を高める準備が身体の中で行われるのです。

2.筋肉の弛緩と自然治癒力
また、陰ヨガの特徴の一つでもある結合組織や関節にアプローチするために筋肉の収縮を極力緩める、ということも睡眠の質を高める準備を行う上で重要な意味を持ちます。背中を中心に、身体が動きを取り得るあらゆる方向に曲げ延ばしができるよう、適切なポーズを組むことによって、リラックスした寝付きのよい姿勢を作ることができるようになります。同時に、筋肉を深く緩めることで睡眠中の身体の回復率もアップします。

自分の経験上からも、丁寧に陰ヨガをやった後は、ベッドに入った後で身体に小さな違和感を感じて何度も寝返りをうったり、姿勢を変えたりしてモゾモゾすることが少なくなっていることを実感します。さらに、仰向けで大の字で寝た時の心地良さといったら、何とも言えないものを感じます☆

このようにおやすみ前の陰ヨガは、呼吸および筋肉の弛緩という2つの側面から、メンタル面とフィジカル面でのストレス・緊張を取り除き、睡眠の質を高めることで自然治癒力を促進し、朝イチから絶好調の状態で一日をスタートできるようにしてくれるのですね。

sv10s

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